小児科 すこやかアレルギークリニック

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2008年05月14日 更新

医者は日頃から勉強して、技術を磨かなければいけない、いつもそう書いています。

それは「自分はこんなに勉強している」ということを言っている訳でなく、そうしなければ「日進月歩の医療についていけない」ということを言わんとしているのです。

以前も書いたと思いますが、病院に勤務している時は周りの頑張っている先生の姿が見えますので、結構刺激を受けます。開業すると全くの独り。ほとんど刺激もありません。自分のこれまでの知識で患者さんの対応をしていると、こういうものと思ってしまい、いつの間にか古くさい医療を提供していても気づかないこともあると思うのです。

例えば、小児ぜんそくの治療も、副作用を恐れてステロイドをなるべく方針から、次第に病態が解明されて、気管支で起きているアレルギー性の炎症を抑える治療、つまり吸入ステロイドを使うという治療方針へ180度方向性が変わったのです。その変化に対応しきれていないドクターがいるのも事実です。これまでやってきた治療法でも、軽症の患者さんにはいいでしょうが、中等症以上の患者さんには通用しないとされるようになったのです。

新しい治療を行き渡らせようと、日本アレルギー学会は「ガイドライン」を発刊していますが、それを読んだくらいでは対応は難しいと私は思います。それは相手が生身の人間であり、患者さんだからです。専門病院で日本の第一人者の先生から研修するのが理想ですが、現実的なのが学会に参加して、経験豊富な先生の講演を聞いて、場合によって質問もして自分のものにすることだと思います。「学会」とはそのためにあるものと考えています。

いろんな考え方を持った先生がいらっしゃいます。休まない方が地域に貢献していると考える先生もおられるとは思いますが、私は患者さんのためにも時々は学会に参加をして新しい技術や知識を取り入れる努力をしていきたいと思っています。昨日、ご紹介した川田先生とは、近々同じ開業医という立場になりますが、学会にも参加しながら、刺激し合って頑張っていきましょうと、今後の協力関係を確認しています。

5月31日(土)は日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会、6月14日(土)は日本アレルギー学会のため休診とさせて下さい。かかりつけの患者さんにはご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。