昨日の朝、患者さんから医院宛に、病気に関する問い合わせのメールが届きました。
休診日や夜間にぜんそく発作を起こした場合、休日夜間診療所で点滴などの治療を受けてもいいかという内容でした。
この患者さんは、この6月から当院で治療を始めたばかりの方でした。これまでは他の医療機関で治療されており、発作を起こすと吸入や点滴をしてもらっていたようです。夜間の対応を心配されたのでしょう。
私は、これまで極めて重症の患者さんも診てきたので分かるのですが、ごく一部の最重症の患者さんは専門医がしっかりと治療しても、なかなか症状の安定しないケースは存在します。しかし、たいていの患者さんは治療すればしただけの効果はあるのです。
お問い合わせに対する私の回答はこうです。「当院のやっていない時間帯に予想外に悪化してしまった場合は、申し訳ないですが休日夜間診療所などを受診して下さい。ただし、専門医がキチンと治療すれば、夜間も含めて発作はほとんど起こさなくなります。他の患者さんも良くなっているので、継続的に治療していきましょう。」
“アレルギー専門医”は、患者さんの重症度や日頃の状態から治療法を考えますが、ほとんどの専門医が症状を安定させることを最優先に治療していると思います。“適切”な治療を開始すると、かなりの確率で発作を起こさなくなるのです。逆にそうしないと、治癒に至らしめることが難しくなるからです。
これだけはハッキリと言わせて頂きますが、普通の小児科の先生とアレルギー専門医の治療は、ひと味もふた味も違います。患者さんにしてみれば、同じ“小児科医”かもしれませんが、専門的に診ている分、細かい症状さえも徹底的に抑えますので、発作は相当起こしづらくなるのです。
小学校に入ると、身体が強くなってくるため発作は起こさなくなってきます。それでも発作を起こし、吸入や点滴を繰り返しているようでしたら、専門的な治療が必要と思われます。心配な方は夏休みにでもご相談下さい。


