こども達が楽しみにしていた夏休みが終わろうとしています。
外来で小学生以上の子には宿題が終わっているかをリサーチしたところ、8割方の子が終わっていないと言っています。小学生時代の自分を思い出します(汗)。
最近は、当院を初診するぜんそくやアトピーの患者さんが増えました。1日10人くらいでしょうか?。乳幼児は以前から多いですが、特に小学生~中学生が最近は多いように思います。夏休みの後半から急激に増えてきました。新学期に学校を休まなくていいように、これも“かけこみ需要”なのかなと思っています。
ぜんそくの治療は2種類あります。「短期的なもの」と、「長期的なもの」です。短期的なものとは、発作が起きて苦しいし、眠れず、学校にも行けない状況を元通りに戻す治療です。吸入や点滴、重ければ入院することになります。
一方、長期的なものとは、小児ぜんそくは6割くらい治ると言われていますが、発作を起こしてばかりいる子は、発作を起こす“クセ”がついてしまい、更に発作を起こしやすくなります。その“クセ”が強ければ強いほど残りの4割に傾く可能性が高いのです。時々、発作を起こして点滴や吸入をして、「はい、治療終わり」なんて対応をしているケースを見かけますが、発作を起こしやすい子なら、また発作を起こしてしまうと思います。プロの治療が必要でしょう。
ちょっと話がそれましたが、ぜんそく発作を起こしやすい子は、継続的に予防の治療をして、発作を起こさない“クセ”をつければ、安定した状態が続き、ぜんそく自体が治ってしまう可能性が出てきます。咳もほとんど出ないのに、治療を続ける意味が分かりにくいと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜんそくは長期的に戦略を練って治療していくのが、「基本」です。
夏休みが残り数日となり、「ぜんそくの薬はあるんですけど、休み中に早めに来ました。」をおっしゃるお母さんが多いなと思っています。当院も開院して約1年が経ちます。定期通院して下さる患者さんが増えて、そんな風に言って受診されるお母さんをみると、当院の歴史といいますか、こういう患者さん一人一人にに信頼をして頂きながらやってきたんだな、もう1年経つんだなとちょっとだけ感慨深い気持ちになります。
周囲には、まだまだ困っている患者さんが少なくないと思っています。アレルギー症状は仕方なと思っている患者さんもいらっしゃるでしょう。もっとどん欲に、頑張っていかなければならないと思っています。


