小児科 すこやかアレルギークリニック

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2008年09月29日 更新

今週末に「すこやか健康フェア」が迫ってきました。

その準備に余念がないと言いたいところですが、土曜の朝までは院内勉強会の「こどもの長引く咳」のスライドを作っていました(涙)。参加人数が多くなくても手を抜きたくないため、どういう表現が分かりやすいか、もっといい図はないかなど、いつも直前まで悩むのです。

日曜から、ようやく本腰を入れられます。今回のすこやか健康フェアのメインテーマは「食物アレルギーの正しい理解」と思っています。アレルギー検査の過度の信用など、医師でも誤解が多い分野なだけに、相当気合いだけは入っています(笑)。いつも言っていることですが、「食物負荷試験」の存在をアピールしたいです。また負荷試験は入院の上でと思っている人もいるようすが、私は過去400件以上の負荷試験をすべて外来でやってきましたが、特に大きな問題はありませんでした。技術と経験があれば、外来でも普通に行えるものなのです。

私は「診療」も大事ですが「困っている患者さんへの情報発信」も同じくらい大切だと考えています。ということで「すこやか健康フェア」の行われる10月4日(土)は休診にさせて下さい。

患者さんがゼーゼーいって、ある医療機関を受診した時に、いつも“風邪”と診断されていたのに急に“ぜんそく性気管支炎”と診断され、困惑して当院を受診されました。また、なぜだかよく分かりませんが、園の先生の話では、当院以外の医療機関を受診されている咳の出やすい子がこれまで“風邪”と診断されていたのに、ここ最近になって“ぜんそく”と診断されるケースが増えてきたそうです。結果的にこれは正しい対応だと考えています。

患者さんにとって“ぜんそく”と診断されることは、心穏やかなことではないと思います。しかし“風邪”と言われている割に、強い咳き込みや息苦しさを繰り返す方がよほど不安になるし、ぜんそくは咳を繰り返しながら悪化していくので診断は早い方がいいと思います。ぜんそくは5~6割しか治らないと言われていますが、“敵”が見えた方が戦いやすいと考えています。当院の場合は、その辺りを時間をかけて説明していますが、親御さんも頑張ろうという気になって下さるように思います。

時折、重症のお子さんで「この子は専門医でないと治療が難しいだろう」と思える患者さんがいらっしゃいます。そういった患者さんも含めて、それ以前よりは症状を良くしてきたという自負もあります。周囲から当院なら何とかしてもらえると期待して頂けるよう正しく、安全な医療を学ぶ努力をしていきます。

少し先のことになりますが、12月13日(土)は小児アレルギー学会があり、私は発表もありますので、この日も休診とさせて下さい。なお、10月25日(土)も新潟市でアレルギー関係の学会があります。県内では食物アレルギーを専門的にやっている小児科はほとんどないため、関係者からの要望もあり、私は2つの演題を発表することになりました。遅刻はできませんので、当日は受付時間を11時頃までとさせて下さい。

今後も、休診や受付時間の早期切り上げが時々あるとは思いますが、「小児アレルギー」は私の“生き甲斐”のようなものです。学会で最新知識を学んでくれば患者さんに還元もできますし、私自分のためにもなります。何とぞご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。