当院にとって10月は激動!?の1か月でした。
10月4日に「すこやか健康フェア」を行いました。全く初めてのイベントでノウハウも何もなかったのですが、「県内に食物アレルギーの正しい知識を普及させたい」という気持ちが強かったので、何とか成功させたいと相当力が入っていました。当日は私も食物アレルギーの講演がありましたし、翌5日にも上越地方の栄養士会から食物アレルギーの講演を依頼されていました。
その準備中の余念のない時に、25日の学会で食物アレルギーの第一人者の先生が講演に来られるので、食物アレルギーの発表をして欲しいと依頼がありました。1つより2つということで、2題出すことになりました。県内の小児科に限らず、アレルギーに興味を持った医師が集まる学会だったので、私も気合いを入れて準備をしないといけません。2つ発表があると2倍の労力が必要になります。
アレルギー関係の全国学会に行くと、ほとんどの発表は大学病院や大病院の先生が行っています。病院は「診療」の他に「研究」も大切な任務だからです。開業医はあまり発表していません。開業医だから忙しいから発表なんてしていられない、というのは言い訳だと思っていますので、私は今後も学会活動をやっていくつもりです。でも今回2つ発表するのはちょっと辛かったです(涙)ちょっと情けない話ですが、私は人前で話をするのが苦手なので、準備の時間のなさの他に精神的苦痛もありました。
ワクチンシーズンなのですが、午後のインフルエンザワクチンはお断りして、25日を迎えました。私のこだわっている分野ですし、地元のアレルギーを一生懸命やっている先生方に小さな医院でも、専門病院レベルの正しい臨床をやっているということを示す場を与えられたと考えて、自分なりに一生懸命発表できたと思っています。緊張がほぐれたら、ちょっと話し過ぎてしまいました(大汗)。
発表が終わったら、ホントに力が抜けてしまい、疲れがどっと出ました。でも今日から気を取り直して、また準備をしないといけません(涙)。29日に地元の保育園の先生方にこどものアレルギーについての講演をしないといけないからです。
症状が落ち着かずに困って、当院を受診されるアレルギーの患者さんが後を絶ちません。そういった患者さんが口コミで友達に当院を紹介して下さっているようです。それも大事なことですが、こどもを扱う職種の方に大勢集まって頂き、そこでアレルギーについて話をさせて頂くことは、一度に多くのこども達に正しい情報を伝えられるに等しいのです。25日の発表以上に、力を入れなければならないと思っています。
アレルギーは、病気の頻度が高いので、一般の方も含めて巷でいろんな情報が氾濫しています。特に、アトピー性皮膚炎に対するステロイドの使用に否定的な考えをお持ちの方も少なくありません。医師もステロイドを使っているものの、使い方に差があるのも正直なところです。「ステロイドを使っているからそれでいい」ではなく、「使って安定させなければならない」のです。その辺りも29日にお話しできればと思っています。
最も誤解が多いのは、やはり食物アレルギーです。食物負荷試験が外来でできることも強調したいと思っています。あまり時間的余裕がないので、日曜日のうちに頑張ります!。それさえ終われば、久しぶりにホッと一息がつけそうです。


