小児科 すこやかアレルギークリニック

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ラストスパート
2008年12月27日 更新

まもなく2008年も終わろうとしています。

どの医療機関も年末年始のお休みに入る時期になります。となると親御さんは「何とか今のうちに良くしておきたい」と思われると思います。ただ、病気は待ってくれないんですよね…。

水ぼうそうやインフルエンザの患者さんも受診されます。治療薬は処方しますが、これらの病気はすぐには治らないため、当院が休みに入ったあとで治ったかどうかの見極めが必要になります。年末年始は出掛けることも多く、それで周囲にウィルスをまき散らしてもらっても困ります。一人一人にどのタイミングで隔離を解除できるか説明しています。

当院は、ぜんそくやアトピー性皮膚炎の患者さんが多いため、これらの患者さんは「休み中に具合が悪くなったらどうしよう」という不安を持つことは当然予想されます。

私のよく言うことですが、ぜんそくは予防が大切です。小児ぜんそくの場合、発作を起こしてから点滴で治療するのは専門医の対応とは言えません。日頃から発作を起こさないように予防するのが、“プロ”の治療なのです。ただし、予防の必要のない軽症の患者さんはいいのですが、軽くはない患者さんから予防の必要な患者さんを見つけて、キッチリと治療するのはまさに腕の見せどころです。

年末年始の間の対応については、患者さん一人一人と打ち合わせをしています。今のところ、当院のかかりつけのぜんそく患者さんで入院する可能性の高いお子さんは、ほとんどいないと考えています。

アトピー性皮膚炎の患者さんも、大抵の患者さんは落ち着いていると思います。一部、重症で難治であり苦労している患者さんもいらっしゃいます。ステロイドを止めると悪化してしまう可能性もあります。そういう患者さんには、休みの間はどのように薬を塗ればいいのか、もし悪化したらどうしたらいいのかを説明しています。

年末年始やお盆休みの直前には、患者さんが集中します。その上に、こういった対処法を説明しているので、更に時間がかかります。待ち時間が長くなると、一般的には一人当たりの診療時間を短くせざるを得ませんが、私の場合はお待たせして申し訳ないと思い、なおさら丁寧に時間をかけて説明してしまいます(汗)。

昨年も、ほとんどの患者さんが入院や夜間救急にかかることなく、年末年始の休みを平穏無事に乗り切りました。今年も残りの診療を、かかりつけの患者さん達が幸せにゆっくりと年末年始を過ごせるよう全力投球で頑張るだけです。