当院には、毎日毎日、新たなぜんそく、アトピー、食物アレルギーの患者さんが複数受診されていますが、今回の休み明けに関してはちょっと事情が異なりました。
特に午前中の新患は、どの患者さんも乳児のアトピー性皮膚炎でした。しかも共通しているのは、医院や病院に通っていても“乾燥肌”と診断されていたり、診断名が告げられないまま「痒そうですね。この薬を出しておきましょう。」などと対応されているということでした。
診断があいまいだったり、正しくなければ適切な治療はできません。これは当たり前のことです。症状がよくならないと、当院を受診して下さる患者さんが多いように感じています。
私が心掛けていることは、「患者さんの期待を裏切りたくない」ということです。アトピー性皮膚炎もどの先生よりも時間をかけて説明していると思います。診断とステロイドを使う理由を納得して頂かなければ、治療はできないと考えています。
アトピーの患者さんは、症状がよくならないと医療機関を転々とする方もいらっしゃいます。説明不足に起因していると思われるケースが多いのです。逆に、丁寧に説明すれば当院に留まって治療に専念して頂けるように思います。
また、治療がこれだけ効くんだと理解して頂くことも重要です。いつも言っている通り、良くならないのは治療不足が原因です。効く薬を出して、前向きになって頂く必要があります。
あとは“気合い”でしょう。「えっ!?」と思われるかもしれませんが、医師自身が「絶対に何とかしてやる!!」という気持ちを持って診療すると、患者さんもつられて(?)前向きになって下さいます。
本当なら食物アレルギーが関与しているような乳児のアトピー性皮膚炎は、小児科医が対応すべきです。しかし、今回の患者さんはアレルギー検査がなされていませんでした。“乾燥肌”と診断されていたせいかもしれません。
午後から来られた中学生は40~50キロ離れた街から受診して下さいました。知り合いの重症アトピーのお子さんが当院で治療してよくなったと聞いて受診されたそうです。今後の治療戦略も含めて、30分以上熱く語ってしまいまいた(汗)。
当院は、宣伝は特に行っていません。的確な診断と丁寧な説明と“気合い”で患者さんが集まってきて下さっていると思っています。2009年も当院の個性を伸ばし、全力で診療に当たっていきたいと考えています。


