小児科 すこやかアレルギークリニック

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熱い小児科医
2009年04月22日 更新

医師は、理論的に正しい医療を行うのが仕事です。

そう診断した理由、お薦めの薬を選んだ理由を患者さんに説明できなければならないと思います。世の中にはいろんな医師がいますが、私は良い医療を提供する小児科医でありたいと思っています。

私の大学時代の同級生で、私と同じ小児科医を志した医師がいました。当初、大学の医局に残ったのですが、後に偶然知ったのですが、東京で最も有名な子ども病院の救急部でトレーニングを受けていました。

救急と言えば、超重症な場合は判断ミスは許されません。ちょっとした判断の誤りが、まさに命取りになります。日本の最先端の医療機器や優れたスタッフのいる施設で修行を積んできたので、他では代え難いトレーニングを積んでこられたのだろうと思っています。当然のことですが、私が時々言っている科学的根拠に基づく医療(EBM)を行っているはずです。

彼がいま何をやっているかをネットで調べてみたら、地元に戻って医院を建てたようです。医院の設備を紹介したページがあり、それを見て驚きました。

病児保育をやっている上で、レントゲン、超音波(エコー)、CT、MRI、内視鏡といった医療機器を設置してあるのだそうです。新潟県でも病児保育をする小児科も増えてきましたし、レントゲンや超音波を持っている医院がほとんどです。しかし、新潟県でCTを持っている小児科はないでしょう。CTよりも詳細に病変を見極められるMRIは設置されていない病院(医院ではなく病院)もあるくらいです。また県内では小児科医で内視鏡までやっている医師はほとんどいないでしょう。

病気になったお子さんのために、病変を一刻も早く見つけ、的確で正しい医療を行いたいという意志を感じます。同じ小児科医ならば、設備を見ただけで小児医療にかける情熱が半端でないことが分かります。久々に連絡を取りたくなりました。

医院を建てるのに莫大な設備投資が必要だったは間違いないところですが、良い医療をするために妥協したくなかったのでしょう。充実した設備に実力を兼ね備えた小児科医がいる医院なので、地元の親御さんたちは心強いことでしょう。

私には、浜松市で開業し、小児アレルギーにこだわった医療をしている川田先生という同志がいます。川田先生もこれまた熱いハートの持ち主です。静岡の地でEBMに沿った正しいアレルギー医療を行っていらっしゃいます。

アレルギー医療は、アレルギー独特のやり方があります。EBMに沿って正しく診断し、重症度に合った適切な治療法を選択し、慢性の経過を辿る症状をキチンと抑えていかなければなりません。さらに親御さんと二人三脚で進む姿勢が重要です。そのためには、親御さんの疑問に的確に答えられる深い知識が必要です。患者が多いから、説明するヒマがないという言い訳は通用しません。逆にそうしなければ、信頼自体が得られないと思います。その辺がアレルギー医療特有のスタイルだと思っています。川田先生もこういう方針で取り組まれているはずです。

私は、熱い思いを持って医療に取り組む医師が好きです。主義主張を持った医療をする医師が好きです。自分でもそうありたいと思っています。医療に最も大切なのは、情熱だと信じています。私の周囲には、こういった同じ志しを持った熱い仲間がいますので、今後も頑張っていけそうだと思っています。