15日は仕事が終わった後に、上越市の夜間救急での勤務でした。22時まで仕事をしていました。
16日は外来が終わったら14時から院内勉強会があります。勉強会の準備はだいたい終わっていたつもりでしたが、直前になると「あれも話さなければ。これも強調したい。」と欲が出てきて、いつものように寝不足になってしまいます(汗)。16日に日付が変わっても、まだあがき続けています。
今回は「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」の解説ということで、食物アレルギーとアレルギー性鼻炎について解説します。何度か書いていますが、一般の医師にとってもスムーズに記入できない程難しい内容になっています。小学校や中学校の先生方が誰から教えられることもなく、理解することは困難です。
学校には校医と言う相談できる医師がいるはずですが、一般的には内科医が多いと思われ、内科の先生で食物アレルギーに詳しい先生は非常に少ないのが現状です。小児科医で上越地方では唯一のアレルギー専門医として、私がやらなければならない立場だと思っています。
今回の勉強会では、養護教諭の先生方の参加が多いようで、しかも初参加の方もかなり多そうです。がぜん力が入ってしまいます(笑)。
食物アレルギーは、アレルギー検査の結果で判断する医師もいれば、私のように「食物負荷試験」で判断しなければ何も言えないと訴える医師もいます。学校の先生方は「誰の言うことが正しいのだろう?」とお思いになると思います。
勉強会をやるからには、内容が新しく、正しい話をしたいし、男として、そして専門医として信頼を得たいと思っています。今の医学はEBMといって医学的に根拠のある正しい医療を行うべきと言われていますので、参加者全員に「誰の言うことが正しいのか」を認識して頂きたいと思っています。
食物アレルギーの話をするのは慣れているので、いつもアレルギー検査がさほど当てにならないことを例に挙げて解説し、参考程度に留め、何が最も信頼できるのかを強調しています。それがいつも言っている「食物負荷試験」の訳です。
その他にも「学校生活管理指導表」を理解するに当たり、必須の知識はあります。食物アレルギーは、アナフィラキシーという重症のアレルギー症状を起こし得るし、緊急時の対応も理解して頂きたいので、充分な理解が必要なのです。
以前、ソバによるアレルギー症状で幼い命が奪われました。それを繰り返して欲しくないし、繰り返させてはなりません。子供を預かる学校の先生方には、食物アレルギーに関する必要最低限の知識を身につけて頂きたいと思っています。
夜も更けて、ちょっと眠くなってきましたが、明日が参加者の先生方に実りの多い勉強会になるよう、私ももうひと頑張りしなければならないと思っています。


