小児科 すこやかアレルギークリニック

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週末の勉強会
2009年07月24日 更新

当院は、月に1回院内勉強会を行っています。

開業医で、アレルギーにこだわった内容で毎月院内勉強会をやっているのは、全国的にも少ないと思っています。

開業医は当直業務はありませんが、毎日朝から晩まで外来診察という形で多くの患者さんを診ています。土曜の午後や日曜は体を休めたいという気持ちはあります。

しかし、院内勉強会にこだわっているのは、診察時間内に説明し切れないことがあげられます。当院は新患の患者さんには20~30分説明していることが多いのですが、それでも説明し切れないと思っています。アレルギーにこだわった専門的な医療をやるには、院内勉強会をやらざるを得ないのです。

アレルギーは、改善するのに時間がかかります。日頃から症状を起こさないように“コントロール”しなければなりません。ぜんそくなら発作を起こさないように、アトピーなら皮膚を掻き壊して悪化させないようにと安定した状態を続けることが治癒への近道だと思います。

そのためには、主治医が長期の経過をいつもみていられる訳ではないので、親御さんもアレルギーに関して、必要最低限の知識を持たなければならないのです。

当院に来られる患者さんのほとんどが過小診断、過小治療です。当院では、ガイドラインの推奨する適切な診断、適正な治療について勉強会でお話ししています。また日常生活で気をつけることなど細々したことまでお話しするチャンスだと考えています。小児科医は患者さんのためにあらゆる情報提供をしなければならないはずなのに、そうされているケースは圧倒的に少ないのは悲しい現実です。

さて、25日は「子どものアレルギーのすべてがわかる本」に沿った解説を行いたいと思います。今回はアレルギーの一般的な知識とアトピー性皮膚炎について解説します。

深夜の今も、話す内容を見直し、このスライドも使った方がいいのではないかと検討している最中です。しない方が楽でいいけれど、しなければ「アレルギークリニック」という看板を下ろさなければならないという覚悟で継続しているつもりです。

アレルギーで困っている患者さんはあまりにも多いのです。ですから県外から当院のような田舎の開業医を受診される患者さんも出てくるのです。アレルギーに関しては、小児科医の説明不足という現実が大きいのだろうと思っています。医師が説明しているつもりでも、患者さん側が理解していない、当院を受診される患者さんに共通しています。早口で短時間で言って、分かるようなことではありません。

この事実は医師が改める部分は改めないといけないということでしょう。他のアレルギー科を名乗る先生にも、院内勉強会は是非ともやって頂きたいと思っています。