小児科 すこやかアレルギークリニック

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嬉しいプレゼント
2009年12月29日 更新

2009年の当院の診療が終了しました。

それなりに自分のスタイルを貫き通せたのかなと思っています。つまり、今年もアレルギーの患者さんが大勢当院を頼ってくれ、市外からも何人も受診して下さいました。

昨日も触れましたが、専門医と非専門医では知識と技術が異なると思います。開業医は、効率を考えて医療をしなければなりませんが、アレルギーに関しては“効率”とは医師側の都合であって、それを患者さんに押し付けるべきではないと思います。だから「アレルギー難民」と称する、適切な対応をされない患者さんがあちこちの医療機関を転々とされるケースが後を絶たないのだと思います。

患者さんが抱いている、キチンと向かい合ってもらえないもどかしさなどもひっくるめて、受け入れるようにしないと信頼関係が生まれないと思っています。医療はそこからがスタートだと思っています。

そんな思いでひとりひとりに真面目に接してきたつもりです。そりゃ、待ち時間は短い方がいいでしょうが、キチンとした対応をするには時間はかかります。アレルギーはかけなければならないのです。

ぜんそくやアトピーの患者さんがいつもより症状が悪化して受診されたとします。これらは慢性の病気なので、「なぜ悪化したのか」、「どうしたら改善させられるか」を考えなければなりません。それをしなければ、継続して治療している意味がなくなります。それに的確にアドバイスできるのがプロであり、専門医であろうと考えています。逆に、それができなければ専門医に紹介するしか方法はないのだと思います。

26日といい、28日はとりわけ患者さんにご迷惑をお掛けしました。先ほどのやり方で診療しているため、当院は午前中だけで3桁の受診に対応できるような体制にはなっていません。当地では新型インフルエンザが流行はしていますが、インフルエンザの患者さんは少数で、ほとんどがアレルギーの定期通院の方や風邪などで症状がやや悪化して心配という患者さんが受診されました。

先に述べた通り、悪化した患者さんに関しては、悪化要因を探り出し、方針を立てて、年末年始の休みを乗り越えられるように指導もしなければなりません。午前中だけで百数十人は診られるはずもなく、長時間お待たせして申し訳なかったと思っています。

26日と28日は、午前中が一般診療で、午後がインフルエンザの予防接種に充てていました。午前中に診療が午後に延びてしまい、申し訳なくて昼ご飯を食べる時間も取れませんでした。

26日の診療中、私がヘロヘロになっているのを知ってか、いつも診ている“けん君”からこんなものを頂きました。思いがけない、嬉しいプレゼントでした。

白い紙を巻き付けられていますが、ふたの部分を見ればお分かりの通り、いわゆるドリンク剤です。白い紙には、右端には画像では確認できませんが、「やっくんへ」と私の下の名前を愛称?のような宛名が書いてあります。本文は「2010ねん よいおとしお(良いお年を)」と書かれています。「と」と「し」が逆なのはご愛嬌でしょう。その上には私の似顔絵(?)が上手に描いてあります。

その場でドリンク剤を飲み干したいくらい疲れてはいましたが、これで元気をもらい、ラストスパートでその日の診療を終えることができました。子どもの優しい気持ちに接していられるのは、小児科医の特権でしょう。

日頃真面目に診療に取り組んでいるつもりですので、ちょっと救われた気がしました。当院は待ち時間は長めだけれど、やっていることは間違っていないのではないかと思いました。

今年は、全国の小児科医がみな疲れきっているのだと思いますが、当院でも毎日のように大勢の患者さんを診て、新型と季節性ワクチンの接種を繰り返してきました。患者さん方には申し訳ありませんが、お休みを頂き、リフレッシュした上で、来年1月4日から診療に頑張っていきたいと思っています。