小児科 すこやかアレルギークリニック

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食物負荷試験 再開のお知らせ
2010年02月12日 更新

2月中旬と言えば、例年なら季節性インフルエンザが大流行している時期です。

南半球のオーストラリアがそうだったように、新型インフルエンザの流行により季節性インフルエンザがほとんど流行らないのではないかと考えています。ただし、ノロも含め、感染性の胃腸炎が流行してきていますし、私自身が確認している訳ではありませんが、上越市の一部でインフルエンザのB型がみられているという情報もあります。

開院してから過去2シーズンはインフルエンザの流行期は、当院のこだわっている「食物負荷試験」は一時中断させて頂いていました。医院での滞在時間が長いため、インフルエンザをもらってしまうと困るからです。ただし、冒頭にも述べた通り、今年は例年とは様子が大きく異なります。負荷試験のニーズが大きいので、2月23日から「食物負荷試験」を再開しようと思います。

もしかしたら、これからB型が大流行したり、新型は市内ではかなり減っている印象ですが、大きな第二波がまた来るかもしれません。今後、休止せざるを得ない状況になるかもしれませんが、その時はまたお知らせします。

最近、アレルギー診断書を書いてくれるよう求められることが多くなりました。就学前や学年が変わるため、新たに診断書を出さなければならないからのようです。いつも言っている通り、アレルギー検査の結果だけからは食べられるか食べられないかは判断できないのです。マイコプラズマの迅速検査もそうですが、一見正しそうに見えて、実は当てにできないのが現状です。

無駄な除去を止め、なるべく食べられるものは食べさせてあげたいと思っています。そのためには、食べて症状が出ないかどうかを確認する必要があります。先日、訪ねて来た患者さんは小児科医に「家で食べさせてみなさい」と言われて、卵の加工品を食べてみたら、蕁麻疹がじきに出たそうです。厳しく言えば、医師の判断ミスと言えると思います。重症な症状が出たら、誰が責任を取るのでしょうか?。

私は責任が取れないので、私や親御さんの目の前で食べさせて、食べられるかどうかの確認をしています。それが「食物負荷試験」であり、専門医なら誰でも行っていることです。

新潟県では「食物負荷試験」のニーズが大きいのですが、負荷試験をやっている施設が極めて少ないため、当院が頑張る必要があると思っています。できればインフルエンザの流行期も含めて1年を通してやり続けたいのです。週末に食物アレルギー研究会が東京であるため、開業医で負荷試験をバリバリこなしている先生がどのように実施しているか聞いてこようと思っています。

「食物負荷試験」は火曜、木曜、金曜の9時からやる予定です。体がひとつしかないため、1日に5人も10人もできません。予約して頂き、何がどれだけ食べられるかを明らかにしていきたいと思っています。たいていの患者さんには何を食べさせるか打ち合わせ済みだと思います。負荷試験再開を受け、何を負荷するのか相談したい方は早めに受診して下さい。