小児科 すこやかアレルギークリニック

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そっちの方が安心できる
2010年07月21日 更新

ここ最近、8月の上越での学校の先生を対象とした講演会の話をよく書いています。実は秋にも幼稚園の先生を対象とした講演会が予定されています。

いずれの講演会も、園や学校の先生方が子どものアレルギーについて正しい情報を欲していることから依頼があったのだと思っています。ようやく地元では「食物負荷試験」が広まりつつあります。アレルギー検査だけで診断されている患者さんが、「それで正しいのだろうか?」と疑問を感じて、当院を受診して下さるケースが増えています。

昨日も書きましたが、専門かそうでないかはかなりの差がある場合があります。アレルギーの分野は、患者さん方の想像以上に差があると言っても過言ではないでしょう。アレルギー検査の値だけで食べないよう指示されるのと、「食物負荷試験」で食べられるものを増やすのでは、対応が180度変わることになります。

既に時代は、上越のような地方であっても「お医者さんに診せればそれで良い」から「専門医に診てもらわなければ」という風に変わってきていると思います。私の責任は、それを患者さんや学校、園関係者に広めることだと思います。

いつもぜんそくを“風邪”や“マイコプラズマ”、アトピーを“乳児湿疹”と診断されて、良くならずに困っている患者さんが少なくないと繰り返しています。敢えて言わせて頂きますが、同じことを繰り返しているのです。にもかかわらず、なかなか専門医に紹介状を書いてくれないので、患者さんが賢くならなければならないと思っています。

患者さんは症状が良くなっていなくても、「○日再診して下さい」と言われると、素直に通院されることが多いようです。もっと医療に問題意識を持って頂きたいと思うのです。専門医にかかれば、すぐに解決することもかなり多いと思っています。

他にも講演の予定は入っていますが、上越市内の方はいいのですが、市外の方であっても多少遠くても専門医にかかることの重要性を説いていきたいと思っています。そういう意味でも、当院が専門的に医療に取り組んでいることをアピールし続けなければなりません。“違い”を認識して頂くことは大事なことなのです。

先日も触れましたが、新しい医療を身につけるには学会に参加し、勉強してくるのが一番です。新しい技術を身につけるために、開業医が医院を休診にしてでも学会に参加してくるということは、上越など地方ではあまりなかったことかもしれません。でも、普通に考えてもそっちの方が安心できると思いませんか?。開業医だから、レベルが高くなくても仕方ないという時代は終わっています。

なお、20日が12月に横浜で行われる小児アレルギー学会の発表の参加締め切りでしたが、深夜2時過ぎまで頑張って何とか間に合いました。これで9年連続10回目の発表を続けることができそうです。全国的にもそう多くはないと思っています。

巷にはアレルギーで困っている子ども達が大勢います。当院が“最後の砦”になれるよう、努力を続けていこうと思っています。