火曜日は、仕事が終わった後にジャスコに行ってきました。カバンを買うためです。
最近はちょっと忙しくて、あいにく院内勉強会を行う時間がないのですが、なるべく院内勉強会を行ってきました。当院は子どものアレルギーにこだわっており、他の小児科さんよりも時間もかけて説明しているつもりです。それでも、診療時間の中で話すには足りないので、別に時間を設けて食物アレルギーやアトピー性皮膚炎の解説する必要があるからです。
最近は、院外活動が多いため、時間が取れないのが悩みの種です。この水曜の午後も中越のある園に食物アレルギーの講演に行ってきます。これも院外活動の一環ですが、5月末にプレアレルギー大学が長岡市で開催され、その場で食物アレルギーの講演をさせて頂いたのがきっかけで、「食物アレルギーの講演をお願いしたい」と依頼があったのです。
園の先生や調理員の方々が100人くらい集まって下さるようで、そういう場で話をさせて頂くのは、千載一遇のチャンスです。現場で食物アレルギーで困っているからこそ、声をかけて頂ける訳です。私の話が現場で役立つのなら、いくらでもお話ししたいと思っています。
当院の自慢(?)は、待合室の壁に勉強会用のスクリーンが設置されていることです。普段の勉強会では、パワーポイントで作成したスライドを、液晶プロジェクターでそのスクリーンに映写して病気の解説を行っています。そのプロジェクターも開院以来、2台目になります。広く映写するためには、スクリーンからある程度の距離を取らねばならず、最近は短焦点のタイプがあり、それに買い替えたのです。今のタイプは1メートル離せば、74インチの画面になります。一般家庭用の40~50インチの液晶テレビを思い出して頂ければ、かなりの大画面だとご理解頂けると思います。大勢集まる場合は、画面が広くなければ後の席の方が見えなくなってしまいます。
今回は、リモコンでスライドのページがめくることができるようにと、マイプロジェクターを持参しての“出張”になります。ジャスコに行ったのは、このプロジェクターの入るカバンが必要だったからです。脇のポケットにMacのノートパソコンも入るため、ちょうどいいカバンが見つかりました。
園関係者の皆さんは、子ども達と普段から接触しており、乳幼児の食物アレルギーの頻度は5~10%と多いため、その扱いの難しさを肌で感じておられると思っています。私が思うに、食物アレルギーは「分かるようで分からない」という方が多いのではないかと思います。私もこだわって勉強しているため、ある程度は分かっているつもりですが、知識が増えれば増えたなりに、厳密にみると分からないことが出てきます。
まさに“十人十色”で、人によってアレルゲンも異なるし、同じ卵であっても、生や半熟の卵でアレルギー症状が出るお子さんもいれば、ほんの微量でも反応してしまうお子さんもいることでしょう。
しかし、食物アレルギーの基本を押さえておけば、理解はさほど難しくありません。“十人十色”と言えども、アレルゲンを食べて体の中でアレルギー反応が起こること、出やすい誘発される症状、アレルゲンの特徴などの共通点があるからです。どちらかというと経験学的なところもあり、小児科医よりも食物アレルギーの子をお持ちのお母さんの方が詳しいなんてことも起こり得ます。
聞く対象によって話を変える必要があります。今回は、園の先生もいれば、調理員の方もいらっしゃるようなので、内容を考えないといけません。食物アレルギーの基本的なことを話した上で、各アレルゲンの特徴も話す必要があると思います。実は来週も中越で食物アレルギーの講演を依頼されており、今回の講演が終わったら、次の講演の内容を検討しないといけません。
今は9月1日の1時を過ぎていますが、講演の準備の仕上げを行っています。いつも直前まで「どう話したら、より理解して頂けるか?」と悩むのです。ただ、こうやって講演の声をかけて頂けるだけ幸せなのだと思います。忙しいうちが花ってやつでしょうか?。「すこやか健康フェア」の準備もしなければなりませんし、来月になれば、診療の他にインフルエンザの予防接種が入ってきます。12月の小児アレルギー学会の発表の準備もしなければなりません。
体がひとつでは足りないくらいですが、アレルギーを専門に持ったからには、正しい知識を求めている方々のために院外活動にも力を入れなければなりません。「忙しい開業医」を目指して、頑張っていきたいと思っています。


