かかりつけの患者さんには申し訳ないですが、現在、海外にいます。
添乗員さんの話だと、日本は素晴らく住みやすいそうです。
世界各地を回っていらっしゃるそうで、海外では数時間遅れることも結構あるそうですが、電車がほとんど遅れない、ライフラインが故障してもすぐに修理に来てくれるなどなど、日本人らしい迅速で、きめの細かい対応をしてくれるそうです。タクシーのドアが自動で開く、便座が暖かいなどは日本でしか見られないそうです(笑)。
休みで、診療から解放されていますが、日頃から書いているように地元の小児医療のレベルアップを図りたいと考えています。休み中でもすっかりと頭を離れることはないように思います。
日本を離れているからこそ、日本人の気質、日本のありがた味などを感じる訳ですが、日本の医療は世界で見ると、どれくらいのレベルなんだろうと思ってしまいます。
今度触れようと思っていましたが、アメリカなどでは「一般医」と「専門医」がいて、まず一般医にかかり、必要があれば専門医に紹介されますが、日本は、特に当院の場合は、近隣の“一般医”の先生からの紹介はまずありません。
明らかに手に負えなくても、点滴を繰り返し、絶対に紹介しない開業の先生もいるようです。先日の話のように「LT40」でもマイコプラズマと繰り返し診断されています。
それからすると、日本の医療が優れているのだろうかと甚だ疑問に感じざるを得ません。アメリカ等に学ぶ点もあるのだろうと思っています。
多分、トータルで見れば、日本人の気質から言って、レベルは低くないのだろうと思います。各疾患にガイドラインが作成されており、凄いと素直に思います。ただ、守っていない医師も少なくなく、それに伴う各医師の診療レベルの差だったり、良心的だったり、そうでなかったりの差が少なくないのだろうと思っています。
日本には、世界に誇るべき点もまだまだ少なくないと思いますが、医療に関しては改善の余地も少なくないのだろうというのが結論だと考えています。


