普通の小児科では、急性疾患を扱うことが多いため、感染症の流行がなければ外来は結構空いたりすると思います。
慢性疾患を多く扱っていると、あまりそういった凸凹が少なくなります。当院は、1年を通して、外来は混雑していることが多いと思います。
最近は、新患が多く、10人くらい来られることもあります。近頃はアレルギー以外の患者さんも多いです。前医の対応に不満を持っているからこそなので、同じ轍は踏まないように心掛けています。
多くは診断名も告げずに、薬を出されているようです。診断をしないとは、方針を示していない訳で、患者さんは不安になります。というか、患者さんに相当失礼なことをしていると言えます。患者さんも小児科にかかる時は、こういうことにも気をつけて頂きたいと思っています。
当然、なるべくキチンと診断して、その診断に見合った適切な治療を選ぶことになります。もちろん、時間を掛けて説明をします。せっかく来てくださった患者さんに、これまでとは質の異なる医療を提供していることを知って頂くだけです。そうやって、患者さんの信用を勝ち取ってきたつもりです。同じことをやっては、医療に対し親御さんを絶望させるだけです。
要は診療に手抜きをしていないつもりです。その上に、やらなければならないことがあります。今年は、特に食物アレルギーの啓発活動の予定が立て込んでいて、毎週のように出掛けています。地元である上越だけでなく、中越、下越にまで足を伸ばしているため、体の休まる暇もないくらいです。
ニーズがあるからその期待に応えなければならず、私以外にそういう活動をやってくれる小児科医はほとんどいないので、積極的に出掛けています。ただ、ニーズがあることに気付いてくれていればいいのですが、ニーズがあることに気付いていない地域さえもあり、より一層の啓発が必要です。
8日は、診療が終わったら160キロ離れた下越地方の某市に出掛けます。どちらかと言えば、ニーズに気付いていなかった地域と言えます。私が出向いて話をすることで、エピペンなどを含めた緊急時の対応を知ってもらうと同時に、多くの患者さんが「食物負荷試験」の存在すら知らされていない現状を打破するために、負荷試験でシロクロつけるのが正しい対応であることを強調してこようと思っています。
医師が学校に出向くことは滅多にないため、講演料を気にされる方もいますが、こういう食物アレルギーの遅れた地域に行って話をするのは、こちらがお金を払ってでも行きたいと思っています。
今、関塚ジャパンのサッカーの試合が終わりました。まだ講演のスライドの準備が終わっていないので、これから手掛けますが、分かりやすい話を心掛けようと思っています。


