年末年始のお休みを頂き、4日から診療を再開させて頂きます。
休みが6日もあれば、その間に熱や咳などが出て、体調を崩したかかりつけの患者さんもいらっしゃると思います。
昨年は院外活動が多く、正直言って、開院して以来の5年間でもっとも疲れた1年だったように思っています。この休みでどれだけ1年の疲れが取れたのか、自分でもよく分かりません。
ただ、いつまでも疲れた、疲れたなんて言っていられません。久々お正月休みらしく、子どもと一緒にかるたやトランプの神経衰弱、すごろくなどをやりました。これが一番の疲労回復が望めるのかもしれません(笑)。
リフレッシュはそれになりにできたつもりですが、休みが長めだった分、休み明けは忙しくなりそうです。待ち時間も長くなってしまいそうで、そうなれば申し訳なく思います。いつでも目の前の患者さんの症状を良くすることしか考えずに診療に取り組んでいるつもりです。
私も判断ミスを犯さない訳ではありませんが、注意している点は、診断をなるべく正しくつけること、それに尽きます。いつも言っているアレルギーだけでなく、感染症についてもその姿勢は変わりません。
その理由は、例えばマイコプラズマなら、マイコプラズマに見合った治療を施す必要があります。マイコでないものに、マイコの治療を行なっても効果があるはずもありません。当院に来られるケースは、当てにならないとされる血液検査でマイコと診断している場合です。それで点滴に通うように言われては、医師は得をするけれど、患者さんは何の得もありません。
そもそも、熱が続き、咳が増えてくれば、肺炎を疑って胸のレントゲンを撮るべきでしょう。肺炎を診断するには、レントゲンを撮る必要があるのに、血液検査に頼る小児科医も多いのが現状でしょう。
一方、インフルエンザは、子どもの場合は肺炎は起こさないように感じています。ですから、診断はレントゲン写真に頼るのではなく、皆さんご存知の鼻水をもらって検査する迅速検査に頼るのが正解でしょう。検査自体の精度と言うか、正答率もかなり高いので、この検査を指標に診断するのがもっとも確実な診断法だと思います。
マイコは、こういう信頼のおける検査がないので、診断が難しいのです。メチャクチャな診断を繰り返している医院さんもあり、患者さんも信用している(させられている)のが問題です。診断が間違っているから、治療しても症状が改善しないことに気付かなければなりません。小児科医の間の技術や知識の差があることを気付いて欲しいのです。
それを上越市内に広めることが、今年の私の目標のひとつと言えます。そうなれば、咳が長引き困っている患者さんを相当減らすことができるでしょう。
ということで、今回ご紹介したことも含め、上越市や新潟県を対象として広めたいことがいくつもあります。そうすることが私の進むべき道です。今年も宜しくお願い致します。


