小児科 すこやかアレルギークリニック

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2日で二つ
2013年03月01日 更新

いつのまにか3月に入ってしまいました。

最近は、食物アレルギーのアレルギー診断書を書くケースが増えています。本当なら負荷試験をしてから書くのが筋なのですが、市内はインフルエンザのA型がまだパラパラ出ていますし、B型もはやっている学校があり、学級閉鎖なんて話も聞いています。

3月の早い時期に再開したいと思っていますが、そんな状況ですので、もう少し見極めてからと考えています。

ここ最近は、初めて診断書を書くことも多いのですが、負荷試験が進んでいないため、食べられるかどうかを確認できていないが故に、あれもこれも除去と書かざるを得ないこともあります。例えば、甲殻類、軟体類、貝類、ナッツ類、魚卵を除去というようにです。

アレルギー検査は、それだけで食べられる・食べられないの判断には使えないと繰り返していますが、採血させて頂くと、こられの甲殻類、軟体類などなどの多くのクラス2以上の陽性を示しており、食べてもいいという根拠がある訳でもありません。

こういうアレもコレも除去といった診断書を書くのはプロとしてははばかられますが、致し方ないと思いますし、負荷試験を再開したら、しらみつぶしに食べられるかどうかを判断したいと思っています。

基本的には、このように困っている患者さんが受診されるのを「待つ身」なのですが、私が力を入れているのは、積極的に外に出て啓発活動をやっていくことです。

ジャジャーンって感じですが、この2日で二つの講演というか、勉強会が決まりました。

ひとつは、上越市内で、エピペンを処方している患者さんの通う園に行き、エピペンも含めた誤食時の対応を知って頂くためです。

実は、だいぶ前にエピペンを処方していたのですが、手違いで園には預かってもらえていませんでした。そのことが判明してからすぐに園側に親御さんを通して働きかけ、速攻で決まりました。

最近は、こういった理解のある園が増えてきたことを素直に喜びたいと思っています。少し前なら、いろいろな理由を挙げて、エピペンや内服薬の預かりさえも拒否されたものです。

もう一つは、中越地方の食物アレルギーの対応の遅れていると言わざるを得ない某市での講演が決まりました。保育の現場では食物アレルギーの情報がかなり不足しているため、それを解消する一助になればと思っています。

対応が遅れているのは、保育の現場が悪い訳ではなく、ひとえに行政側の理解不足が問題として挙げられます。調布での食物アレルギーの事故死のこともあり、行政が市の子ども達の命や健康を守るために率先して働きかけなければならないのに、いろいろ働きかけてもウンともスンとも言ってくれなのです。

働きかけるルートを変えたら、話がトントン拍子に進んだ格好で、ヤレヤレと思っています。

私としては、腰の調子も良くなってきましたし(汗)、体が空いている限りは外に出ていきたいと思っています。

昨年は講演ラッシュと言っていいくらい、外に出かけましたが、今年は昨年の頑張りの影響もあり、講演の予定があまり決まっていませんでした。ただ、働きかけは地道にやっており、そのお陰もありこの2日で二つの講演が決まりました。まだ打診している話はいくつもあり、これから講演の予定も増えていくものと考えています。

昨年は、こういう活動を相当頑張ったつもりですが、今年はできれば昨年越えを目指しています。