「どうしたら新潟県の食物アレルギーの医療レベルを挙げられるか」という考えが、いつも頭を離れません。
これまで少しはこだわって勉強してきたため、ちょっとでも私の知識を新潟県のために役立ててもらえないかと思っています。
そんな想いでいる中、20日に新潟県の学校給食運営研修会で講師を依頼されたものですから、この機会を逃してなるものかと考えていました。
食物アレルギーの話や誤食時の対応は、それなりの話はできるのかなと思っています。ですから、大勢の前で話をする機会があれば、それを次につなげるたいと狙っていました。
20日の講演の最後2枚のスライドは、当院の“宣伝”に使わせて頂きました。
一昨年から、主にエピペンを処方されている園や学校に直接出向いて、職員全員がいざという時に対応できるようにしておくことを目標に、勉強会を繰り返し行ってきました。その実績を示すスライドを参加者の皆さんにお見せしたのです。
もう1枚は、9月28日に三条市で開催する「すこやか健康フェア」を計画していることを紹介させて頂きました。今回の講師は伊藤節子先生ですが、私の業界では超有名な先生ですが、ご存知ない方もいらっしゃると思い、食物アレルギーのガイドラインの作成メンバーを提示しています。
日本の食物アレルギー医療を支えている先生しかこのメンバーに入れないのですが、一昨年は福岡病院の柴田先生、昨年は相模原病院の海老澤先生、そして今年は同志社女子大の伊藤節子先生と3年連続で日本の第一人者の先生をお呼びすることになります。
当院独自のイベントで、一開業医がやっているため、あか抜けない部分もあるでしょうが、少なくとも内容は大きな講演会には一歩も引けを取りたくないため、一流の先生をお呼びしているのです。
「すこやか健康フェア」の方は今、チラシ自体を作成中です。県内の園や学校に案内を送る準備も進めなければいけません。目先の講演を終えないと、本格的な準備に入れないかな…(汗)。
園や学校を回ることに関しては、現時点で回ったのは39施設でしょうか。スライドに〇〇市のA園、B小学校というように一覧表示していますが、一目で私の活動が理解できるようにしました。「この人、園や学校まで出向いてくれるんだ」、「うちにも来てくれるかな」と思って頂けるようにです。
講演から1週間経ちますが、早速、N市のある学校とO市から講演の依頼がありました。O市の方は養護教諭の他、各園にも声をかけるというもので、それなりの規模になりそうです。これでO市の対応も一気に進みそうで、嬉しく思っています。
一方、N市の学校はエピペンを持っている児が2名いるそうです。この学校の担当者は、私が小規模な勉強会に本当に来てくれるのか?、はたまたいくら講演料を包めばいいのか?と心配されていたようです。
39カ所も回れば、参加が10人前後の勉強会もありました。少ないから断ったことは一度もありません。また、講演料もいくらいくらと言うものは全くなく、何も頂かなかったことさえ過去にありました。通常は交通費くらいです。
ひとつの学校に複数の子どもがエピペンを持っているという施設は、まだまだ少ないと思っています。ちなみに、私の患者さんでは2施設あります。どちらも既に回っています。
今回は私がエピペンを処方した訳ではありませんが、新潟県の子どもを守るという意味では、自分の患者じゃないから行かないというのは筋が通らないと思っています。何のためらいもなく引き受けました。
そう言えば日程はまだ決まっていませんが、S市の小学校にも行く予定でいました。それとは別に、早速2件引き合いがあったので、私もやる気が出ます。
昨年1年間で18件回りましたが、今年は既に18件回っており、着々と私の計画は進んでいると言っていいのだろうと思っています。


