日々、診療のほかに院外活動をこなしています。
院外活動とは、食物アレルギーに関する講演で、メインはエピペンの使い方など、誤食時にどう対処するかという園や学校関係者がもっと知りたいであろうことを話しています。
その際、講演の最後に当院のホームページの一番下に「お問い合わせ」の欄があるので、質問等があればメールを送って下さいと言っています。
その欄から時々メールを頂くのですが、嬉しくなります。私の講演を聞いた参加者だけではなく、県外の患者さんからもメールを頂くことがあり、困っている人の力になれたらと思っていますので、私にとっても励みになっています。
そんな中、先日ある提案のメールを頂きました。この場でも触れたのですが、土曜日の予防接種のことです。
匿名でしたのでどなたかは分かりませんが、当院のかかりつけの患者さんでしょう。当院の予防接種の時間は、平日の昼下がりなので、親御さんが土曜しか休めず、当院で受けたいと思っているので土曜にも予防接種をやってもらえないかという提案でした。
当院の場合、連日アレルギーで困っている患者さんが市内、市外から受診されており、ともすると30分以上話し込むこともあります。「アレルギー外来」の枠に来て頂くようにしていますが、結構時間が掛かります。というか、前医が誤診していたり、ほとんど説明していないので、どうしても時間が掛かってしまいます。
予防接種は軽視しているつもりはありませんが、正直、予防接種や健診の時間帯を他の医院さんのようにたっぷりと取ることができないのです。
予防接種だけは他院で受けている方もおり、申し訳ないと思っていたところで、土曜日の予防接種のご提案を頂いた訳です。
当院の場合、土曜日は市外からの受診が多く、結構混雑します。診療時間は12時半までですが、それまでに終わることはまずありません。
そんな感じなので、土曜に予防接種をするという発想が正直ありませんでした。ご指摘を受け、あまりにごもっともだったので、すぐにスタッフと相談し、そういう体制を取ることにしました。
今日は、予防接種の予約が数十人入っているようですが、ビックリすると同時に、それだけのニーズがあることが分かりました。
実際、例えば市外からの患者さんが定期受診される際に、予防接種も受けられるということで接種して帰られる方もいます。1回の受診で二つのことを済ませられるので、患者さんのニーズに合わせることができると喜んでいます。
日頃待ち時間が長く、ご迷惑をお掛けしています。それも患者サービスのひとつであることは承知していますが、当院がいい加減なことをすれば、患者さんを裏切ることになってしまいます。
患者さんのためになる「声」は、大いに歓迎したいと思っています。


