小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

すこやかフェアまで1週間
2013年09月21日 更新

すこやか健康フェアは今月28日(土)に三条市で開催します。

診療して、毎週県内各地を回り、更にすこやか健康フェアの準備もやらなければなりません。実は、もう来年のフェアの準備も進めています(笑)。詳細は、すこやか健康フェアの会場で発表しようと思っています。

次回はともかく、まずは今回を成功させたいと思っています。

もう一度おさらいしておきますが、燕三条駅の近くにある「燕三条地場産業振興センター」の「リサーチコア」(所在地:三条市須頃1丁目20番地)の7階のマルチメディアホールにて開催します。会場のイメージはホームページの画像をお借りしています。

時間は14時からとなっており、私が開会の挨拶をし、その後、新潟県唯一だった患者会の「わんぱくアトピッ子クラブ」の代表の方から一言頂き、それから今回新たに県内に患者会が発足しますので、やはり代表者から一言頂く予定です。それからお待ちかねの伊藤節子先生により講演会がスタートします。

伊藤先生の演題名は「抗原量に基づいて『食べること』を目指した食物アレルギーの診断と治療の実際」です。これも時々書いていますが、食物アレルギーが専門でないと「除去しておきなさい」と完全除去を指示され、その一言から患者さん家族の毎日の苦労が始まります。「完全除去」とは毎日毎日“完璧”を期待されるという意味であり、相当な重荷になっています。

しかし、専門医はその重荷を軽減しようと、「少しでも食べられるのではないか?」と考えて、食物負荷試験を行なっています。“完璧”じゃなくなれば、心も楽になると思うからです。

当院でも「完全除去」をしている患者さんもいますが、多くは負荷試験をして、その必要があることを確かめ、「完全除去せざるを得ない」と周囲が納得しているケースがほとんどです。慢性疾患は、主治医と患者家族の二人三脚というか共同作業なので、大した根拠もなく、一方的に「完全除去しなさい」ではいけないと思うのです。

患者さんはみなが最重症という訳ではないので、卵アレルギーの場合、卵焼きは食べられなくても、卵を少量含む加工品なら食べられることが多く、伊藤先生のお話はこういうことに対するアドバイスが頂けるのではないかと思っています。

ご講演の時間は1時間半を予定しています。それから質問コーナーに移ります。いくつか質問をお受けし、参加の方にはアンケート用紙に記載して頂き、イベントは終了となります。

ただ、多くの食物アレルギーをお持ちの親御さんは、主治医をはじめ、周囲に相談できる相手がおらず、重症であればあるほど孤立する傾向にあります。私の患者さんでも、同じような境遇の仲間に会えたことで「気持ちが楽になった」、「また頑張れそうな気がした」と思う方もいらっしゃいます。

わんぱくアトピッ子クラブさんや、今回立ち上がる患者会に興味のある方のため、もちろん伊藤先生にもうちょっと話を聞いてみたい方のために「情報交換会」を企画しています。リサーチコアという会場隣のメッセピア1階に場所を移し、集まって頂こうと思っています。これが1時間から1時間半を予定しています。

これも少し前に告知しましたが、今回スペシャルゲストを東京からお招きしており、食物アレルギーのブログで全国の患者さんを勇気づけている「ゆうこりん」さんも参加されます。よく「おしゃべり会」をやっていらっしゃるようで、気軽に話せるけれど、患者の母として有益な話が聞けると思っています。

その後は有志ということになりますが、食事をしながらの「講師を囲む会」を18時半から開始します。お子さんがいるお母さんが多いでしょうから、比較的早い時間でお開きにしようと思っています。

「情報交換会」、「講師を囲む会」にご興味のある方は会場の関係もあり、当院ホームページから参加希望のメールをお送りください。今のところ、「情報交換会」に参加希望という方が目立ちます。「講師を囲む会」は日本の第一人者とゆっくり話せるなんてことは滅多にあることではありません。こういう機会を作るのも私の役目だと思っています。

自分のでいうのも何ですが、ここ最近のすこやか健康フェアの講師は超ど級です。福岡病院の柴田瑠美子先生、相模原病院の海老澤先生、そして今回の伊藤節子先生と(来年もです!!)、日本の食物アレルギーを動かしている先生方です。

講演会の他、「情報交換会」、「講師を囲む会」にも顔を出して頂きたいと思っています。