昨日、地元のテレビ局のUXさんの放送はご覧頂けたでしょうか?。まあ、新潟県内の方限定となりますが。
番組では最初、当院で診ている患者さんの家族が出てきました。なかなか取材に応じてくれないご家族もありますので、とても有り難く思っています。エピペンも持っている患者さんで、その子の通う学校にも私が出向き、エピペンの指導をしています。
重症だからそういうことが必要になるのであって、逆に今は時代がそういう体制を取れないことを許さなくなってきているのだと思っています。
その後、私の講演風景が映りました。その時は柏崎市の研修会に出向いて話をさせて頂きました。県内で学童保育でアナフィラキシーショックに至ったケースがあり、その研修会では学童保育の指導員も参加対象になっていました。
これまでは学童保育の指導員はあまり参加が求められてこなかったようで、それも「ニュース」になると思っています。
その際、私の活動が少し紹介されていました。2年前からこういう活動に力を入れていますが、とにかく県内の誤食事故を減らすこと、万が一の誤食時の対応を知って頂きたいことが私の目的です。
誤食時の対応として、症状が重い時はエピペンが必要になります。調布の死亡事故を受けて、日本の第一人者の先生が「エピペンは迷ったら打って下さい」と繰り返していました。これも以前指摘していることですが、我々医師は迷うだけの知識や情報を持っていますが、一般の方は迷うだけの知識を持っていないのです。「迷ったら打て」という発言には疑問を感じていました。
多分、日本小児アレルギー学会でもその辺は感じていたのでしょう。ひとつでも症状があれば打つ目安を7月末に公表しています。それは2つ利用価値があると思っています。
ひとつは、もちろんエピペンを持っていて、アナフィラキシーを起こした時に使うかどうかの判断材料になるということです。もうひとつは、エピペンを処方されていない子どもがアレルギー症状を起こした際に、エピペンは持っていないので使えませんが、救急車要請の目安に使えるということです。
子どもを扱う現場では、救急車を呼ぶ必要がないのに呼んでしまったらどうしようという不安もあると思いますが、手遅れになるよりはずっとマシですし、これは私は救急車を呼ぶ正当な判断材料になり得ると考えております。放送の中で、記者さんはそのことを言ってくれていました。これも私は「ニュース」に値すると思っています。
私の活動は、水曜の午後の当院が休診の時に合わせて行なっていますが、12月は25日まで、1月も8日から予定が埋まっています。ちなみに今日は長岡市に行きますし、来週は夕方に新発田市、夜から新潟市とハシゴして講演の予定です。
今年の3月から本当に毎週、県内各地に出向いています。今年もあと1か月を切りました。正直“やりきった感”はあります。しかし、こればかりは県内に困っている人がいる限り「終わり」はないので、全然やりきってはいないのです。
現時点で県内では私くらいしかやっていない活動でしょうから、エンドレスかもしれませんが、行けるところまで行こうと思っています。


