小児科 すこやかアレルギークリニック

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雪よ、降れ
2013年12月07日 更新

最近、ぜんそくの調子の悪い患者さんが目立ちます。

治療しているにもかかわらず、咳き込んだり、ゼーゼー言ったりします。ただ、当院経由で病院に入院をお願いした患者さんはほとんどいません。発作を起こし、点滴に何日も通わせる小児科もあるようですが、当院では点滴はしていません。というか、せずに済んでいると言った方がいいかもしれません。

当院は点滴をほとんどしないと言いましたが、悪化しやすい人は治療を継続しており、調子が良くて治療を中断しているお子さんが悪化したら、早めの受診を勧めているので、かなり悪くなってから受診される患者さんはあまりいないというのが理由だと考えています。

ところが、真面目に通っている患者さんでも、最近の気候というか、要は寒暖の差だと思うのですが、咳が長引いたり、ちょっとゼーゼーして受診されるケースが結構あります。

この場で、ぜんそくが“風邪”や“気管支炎”などと誤って診断されていることが結構多いことを指摘しています。こういう注意喚起をして、必要があれば専門医を受診するような「発想」を親御さんに持って頂くためです。

親御さんは、医学に関しては素人なので、“誤診”されていても、それに気付く術がありません。治療しても症状が改善しなければ、何かが間違っているからと思わなくてはいけません。

ぜんそくは適切に治療すれば、症状は改善するはずです。超重症の例外を除けば、症状は短期で改善することはよく経験しています。患者さんからすれば「お医者さんが間違うはずがない」と信じたいのでしょうが、私の印象ではぜんそくをキチンを診断し、管理できる小児科医はあまり多くないように思います。

先日、来られた患者さんも当院が治療していたのですが、病院で治療を止めるように言われ、悪い状態が続いていました。当院の治療を中止するなら、主治医である私の意向を確認して欲しいのですが、それもなかったようです。

結局、病院というブランドを信用されていたようです。あまりに改善がなく、反省しきりで当院を受診されたという格好です。

慢性疾患は、すぐには治らないので、日頃から症状をコントロールする必要があります。ぜんそく発作を起こさないクセをつけて、気管支が発作をの起こし方を忘れてしまうように誘導する、という感じでしょうか。

話が逸れました(汗)。最近は調子を崩すお子さんがとても多いのですが、とても申し訳なく思っています。

寒暖の差が悪化の理由であれば、私の責任ではないはずですが、信頼して通ってくださり、調子を崩さないように一生懸命やっている親御さんに申し訳なく思ってしまいます。

「寒暖の差がなくなればいいのに」と思うのですが、一般的には新潟では雪が降る頃だと思っています。その頃は日中も気温が上がらず、寒暖の差はほとんどなくなります。

マイカーは、まだ冬タイヤに代えておらず、雪が降っては本当は困るのですが、寒暖の差が少なくなり、ぜんそくの調子が悪くなりにくくなるのであれば、「雪よ、降れ」という気持ちになります。

雪の降らない地域の方は、雪道の運転がどれだけ大変かご存知ないでしょうが、ブレーキを踏んでもスーッと滑ることもあり、アイスバーンではクルッと回ってしまうこともあります。雪は降って欲しくないのですが、少なくとも診療中は「早く降ってくれ」と願いながら診療しています。