小児科 すこやかアレルギークリニック

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お礼のメール
2013年12月13日 更新

ニュースでもやっていたようですが、朝起きたら一面白くなっていました。

そう、寒波がやってきて、辺り一面に雪を降らせたのです。自慢じゃないですが、私の車はタイヤを替えていませんでした。雪国新潟では多くの車がスタッドレスタイヤに交換済みにもかかわらずです。

とは言っても一気に降り積もったという訳でもなく、路面に少しシャーベット上の雪がある程度なので、昨日は夏タイヤで出勤です。

仕事が終わり、帰ってきてからタイヤ交換をやるつもりでした。昨日も書いたように、一昨日は160キロ離れた新発田市に講演に行ってきたため、雪がなくてよかったです。1日ズレていたら、大変でした(汗)。

今年はタイヤ交換を楽々やろうと思い、密かに機械を買いそろえていました。具体的には電動ジャッキとエアーコンプレッサーを使ったインパクトレンチです。

電動ジャッキはまだ使えていません…。インパクトレンチとは、よくガソリンスタンドなどで「ダダーン」と一気にタイヤのナットを緩める、アレです。圧縮空気を使っており、ほんの1~2秒でナットが外れてしまいます。

ということで、仕事が終わって疲れた身体に鞭打って、タイヤ交換を行なっています。もう雪が降っても大丈夫(笑)。来週以降も水曜の午後は講演の予定があるため、とりあえずホッとしています。

昨日、新発田の学校の養護の先生から丁重なお礼のメールが届いていました。私としては、いつも通りの話をしただけですが、感謝と生徒を守ろうという覚悟の言葉が書かれていました。

私が各園や学校に出向いて講演活動をやっているのは、自分の患者を守るためです。当初は、自分がエピペンを処方している患者さんの通う園や学校に出掛けていました。

園や学校で誤食があった場合、先生方は教育のプロであっても、医療は詳しくないので、適切に対応はできないはずです。そんな中、調布市の食物アレルギーによる死亡事故が起きました。

事故の一報を聞き、自分の患者さんを守るにはどうした良いかを考えました。調布市の死亡事故を教訓にして、早めに対応して頂きたいと考えました。そのためにはエピペンを処方している患者さんの通う園や学校に直接出向いて、エピペンのことをより理解してもらおうと思いました。

そもそも園や学校の先生はエピペンに関する知識が不足しており、言い方は変ですが“食わず嫌い”になっている部分はあるのだろうと思います。そのままでは、いざと言う時にエピペンは使えない訳です。

エピペンの有効性や、起き得る副作用、そういう副作用の前例があるかどうか、打たなくてもいい人に打ったらどうなるかなどを説明すれば、少しは気が晴れるというか、気が楽になってくれるのではないかと思った次第です。

ただ、救急隊や親御さんが来れば、任せてもいいと思っています。となると、救急隊や親御さんが到着する前に対応できるのは、園や学校の中にいる人、つまりは先生方に他なりません。

アナフィラキシーショックに陥ったお子さんが目の前にいて、エピペンという武器が手元にある状態なら、そこで何もしないのは人道上問題があるということなのです。しかも、救急隊や親御さんが間に合えば、対処してもらえばいいという話だと認識しています。

何でもかんでも自分たちがやらなければならないことではなく、園や学校の先生方が対処しなければいけない状況は、相当限局的であることが分かります。それを知ってもらうだけでも、気が楽になってくれるのかなと思っています。

昨日のメールには、「学校内でアナフィラキシーショックを起こした場合、対応できるのは学校の先生方しかいない」という私の言葉が印象的だったと書かれていました。

「中学生なんだから、自分でも打てるんじゃないの?」という思う方もいるかもしれませんが、血圧が下がってフラフラだったり、不安で通常の精神状態でいられないかもしれません。それを求めるのは酷というものでしょう。

食物アレルギーで誤食を起こした場合、常にアナフィラキシーショックという訳ではないでしょうから、軽い症状のこともあるでしょう。重い時には、「勇気を持ってやらなければならない」、そう思って頂きたいのです。

急にエピペンを預かることになり、というか預からざるを得ない状況になって、どうしていいか分からない園や学校の先生方もいらっしゃると思います。

私の拙いメッセージでもお役に立てるのなら、他の先生方にも伝えていかなければならないと思っています。