週末に学会発表を控えています。
診療、講演活動、学会という仕事をこなしています。開業すると多くの医師は学会発表をしなくなりますが、やろうと思えばできると思っています。格好つける訳ではないけれど、開業しても「これくらいできる」というところを示したいという気持ちもなくはありません。
特に私の力の入れている食物アレルギーは、専門医が少なく、かといって周囲の関心が高いが故にニーズも高いため、開業医である私のやるべきことは少なくないと思っています。
「食物負荷試験」は開業医でやる医師は非常に少ないけれど、できなくはありません。逆に開業医に合った方法で実践すればいいと思うのです。アナフィラキシーをなるべく避け、少しでも食べ、前に進む方法を取ればいいと思っており、具体的には加工品を食べさせるというやり方です。
講演活動も、園や学校関係者は正しい情報を欲しており、地元の医師はその期待に応えなければなりません。私の経験した事例を挙げて話すと、分かりやすいと好評を頂いています。地元の啓発活動も十分発表のネタとして使えると思いますので、一石二鳥と言えましょう。
最近、新年度ですから4月以降の講演の依頼が増えてきました。そんな中、変わった依頼を頂きました。
それはある小学校から「子ども達に食物アレルギーの話をして欲しい」という依頼でした。
当初は、保護者から「食物アレルギーの話を聞きたい」という声が上がっており、PTAの会合で話して欲しいという話は出ていました。途中から、小学生の高学年にも話を聞かせたいという話も出てきました。
いくら高学年とは言っても、まだ子どもなので保護者に話す内容をしゃべっても十分理解できないと思います。小学生に合わせて話すと、今度は大人が内容とボリュームで物足りなくなっていまいます。
何やら校長先生の希望もあり、子どもにも是非知って欲しいということのようです。最近、よく1日に2回講演していますが、この小学校でも小学生向けと保護者向けの話を立て続けに行なうダブルヘッダーということになりそうです。
確か、調布市では約1年前の死亡事故を受けて、授業にアレルギーを学ぶ機会を設けると言っていたように記憶しています。こういうことは良い取り組みだと思っています。
ただ、私がこれまで大人に話してきたので、同じような話し方では子ども達に十分理解を得ることはできないだろうし、相当練り直して、話を構築し直さないといけません。
まだ何か月も先の話ですが、頭の中では「こんな風に話そう」、「あんな風に話せたら」と早くもアイデアを練っています。
この学校のみならず、他の学校でもこういった依頼があるかもしれないと思っています。今年はいろいろな対象者の講演をやることになるかもしれず、その辺も念頭に頑張って行こうと思っています。


