雪国新潟にも春が訪れました。
ここ最近は明らかに季節の変わり目に当たります。それに伴い、ぜんそくの調子を崩すお子さんが増えました。晴れの日も増え、スギ花粉の飛散も増加中で、目をまっ赤にして受診するお子さんも目立ちます。
春休みに入ったため、年齢の大きなお子さんも受診されます。食物負荷試験も複数件やっていますし、食物アレルギーの診断書の記載を求める患者さんも多くなっています。
月曜日は朝から医院の駐車場が満杯で、「今日は混みそうだ」と察しがついていましたが、火曜日は一転して空いており、前日は激務だったため、「今日は昼ご飯が食べられそうだ」と高をくくっていました。
私からすれば、冒頭に述べたように季節の変わり目でぜんそく発作を起こしやすくなっていること、ここ最近になってスギ花粉の飛散量が増えていることは把握していますので、急に目や鼻症状が出やすいことは分かっています。
しかし、患者さんは「何か咳が出てきた」、「急に目が腫れてきた」と不思議に思っているでしょうから、「今は季節の変わり目で、こういうことが起きているんだよ」と説明する必要があります。結果として1日に何十回も同じことを言うことになりますが、それは仕方ありません。
当院は、アレルギーという慢性の病気を中心に扱っており、お子さんの症状を安定させることを望んで親御さんが受診されますので、悪くなった理由を理解して頂くようにしているつもりです。
外来が混めば、昼休みなんて吹っ飛んでしまいます。ということで、火曜日も昼飯抜きでした(大泣)。
3月24日(月)は“あること”を予約しないといけないと思っていました。
タイトルにあるように嵐のコンサートチケットの予約ではありません。実は、私も注目しているスギ花粉症の舌下免疫療法の研修会が、5月に京都で開催される日本アレルギー学会と同時に行なわれるのです。
私も学会発表もありますし、一緒に舌下免疫療法の研修会に参加するつもりでした。ちなみにこれに参加しなければ、舌下免疫療法で治療することはできないことになっています。
どういう訳か、24日の朝10時からネット上での予約となっていました。多分、耳鼻科、内科、小児科のドクターが中心に受講するのだと思います。医師なら月曜日の午前中は忙しいはずです。
私もご多分に漏れず、外来は混雑しており、午前中だけで100人も診察しないといけない状況でした。昼ご飯すら食べられず、午前中の診療が終わったのが14時半でした。
コーヒー一杯を飲み、午後の診療に入ったのですが、とても気になっていたため、コーヒーを飲みながら、舌下免疫療法の受講申し込みをしようと思いました。ホームページでは、参加枠は1000人となっており、開始から4時間半後ですが、余裕で申し込めると思っていました。
ネットにつなぐと、「あれれっ」という感じです。「参加申し込みの回答を受け付けない」というよく分からないメッセージが表示されます。「もしかして遅かった?」、「いや、大丈夫」なんて思っていました。
火曜に再度学会のホームページを開くと、「参加申し込みは閉め切りました」の文字が…。
いや~、やられました。当院の昼休みの12時半に申し込めば間に合ったかもしれませんが、14時半では完全にアウトだったのです。一時入手困難とされた、もはや「嵐」のコンサートチケット並みだったようです。敗北感いっぱいです。
せっかく京都まで出掛け、学会発表もしてくるし、一緒に舌下免疫療法の講習を受けてこられれば一石二鳥と思っていましたが、「いま話題の治療法にこんな希望が殺到しているなんて」という思いと、認識が甘かったという反省が入り交じっています。
まあ、舌下免疫療法の講習はまた開催されるでしょうから、今度は診療を中断してでも申し込みをしようと思っています。


