小児科 すこやかアレルギークリニック

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仕方なくない
2014年05月02日 更新

当院は、誠意を持って診療しているつもりです。

医師として“当たり前”のことをしているだけだと思っているのですが、その“当たり前”ができない医師も多いようです。

多くの患者さんが医師を信用していると思いますが、私はどんどん医療不信に陥っています。“誤診”したり、説明がほとんどなかったり、「とりあえずこれで様子を見てくれ」と言って薬を出すだけだったりと、良心的とは思えない「医療」を多く目の当たりにしているからです。

どうみてもその医師の能力を超えている病態であっても、専門医の紹介されることはまずありません。いつも言うように紹介すれば、自分の患者が減る訳ですから、収入が減ることにつながります。紹介しなければならない目安を知らないだけかもしれません。

患者さんはかかっている医師が対応できなければ、キチンと対応できる医師に紹介してもらえるものと思っているかもしれませんが、普通ほとんどそういうことはありませんよね?。紹介されないのは、「紹介されるほどじゃないんじゃないか」と思う方もいるでしょうが、その考え方は危険だと思っています。

私であれば、自分の手に負えなければ、その分野の専門家に紹介するようにしています。返事をもらい、「こういう風に診断、治療すればいいんだ」と教えてもらえるからです。患者さんのためであり、自分のためでもあるからです。

ただ、そう思う医師は少ないようです。開院して7年近くになりますが、近隣の医師から紹介状をもらったことはほとんどありません。この地域では、小児科医でかつ、アレルギーが専門であるのは当院くらいにもかかわらずです。

先日、近くで“乳児湿疹”と診断された患者さんが治療しても改善しないということで当院を初めて受診されました。

親御さんはその医師を信用し、「何とか湿疹を良くしたい」と願い、通ったのですが良くなりませんでした。そのことを医師に聞くと、やや逆ギレされたあげく、「これは仕方ない」と言われたそうです。

その話を聞いて、愕然としました。ハッキリ言ってしまえば、「仕方ない」というのはウソでしょう。私は治療する自信がありましたが、当院に来られたのは、当院へ行くよう紹介や口添えがあった訳ではないのです。

分かった医師なら治療は難しいことではありません。強いて言えば、その医師の能力の中では「これが精一杯」で「これ以上望めない」という意味ではホントなのかもしれません。

添付画像をご覧下さい。当院に来られた“乳児湿疹”の患者さんです。左が初診時で、右が治療開始1週間後です。短期間でここまで改善することは、専門家にとっては普通のことなのです。

これで「仕方ない」というのがウソであることは分かりましたよね?。医師は患者さんを絶対に良くしたいと思えば、紹介状を書くこともいとわないはずですが、自分の都合でものを言うことが多いのです。

実は「仕方ない」と言われた患者さんとは別のお子さんですが、分かった医師にかかると、普通は1週間でこうなります。「仕方ない」と言われた患者さんは、この画像のお子さんよりは重くはありませんでした。先日、初診から1週間後に再診されましたが、だいたいこのようになっていました。

一応言っておきますが、この画像にねつ造や修正はありません(キッパリ)。目線を入れたのみで、他は無加工です(笑)。

多分、新潟県内には「仕方ない」と言われたり、言われなくても、なかなか湿疹が良くならずに困っている患者さんは大勢いらっしゃると思います。その患者さんのすべてを私が診たいくらいだと思っています。

中には、地域で有名な皮膚科に通っているとか、「小児科・アレルギー科」にかかっているから「仕方ない」と思っている方もいるでしょう。そんなケースも多く対応してきました。

そういう方に是非「仕方なくない」と大きな声で言ってあげたいと思っています。