最近、私が空いた時間を作っていたのは、これです(笑)。
たまたま家にあった長さ3メートルの廃材を使って、組み立てました。冬タイヤ置き場の小屋です。雪国では、冬用のスタッドレスタイヤを置く場所が必要で、思い切って作ってみました。
中学校の技術の時間に木工工作をした以来でしょうか?。結構楽しい!!。仕事が終わるとホームセンターに行き、耐水性の合板を買ってきて、時間を見つけては工作をしていました。屋根は明日完成させる予定です。それなりの達成感もあり、これも私のストレス発散です。
昨日の話じゃないですが、患者さんに“迷惑”を掛けないように診療しているつもりです。
待ち時間という点では“迷惑”を掛けているのは分かっています。スピード重視で、誤診を繰り返していたり、必要な説明もしていない医院さんもあり、それと同じことをしては地元の医療レベルは上がりません。
日本の医療は、「量より質」ではなく、「質より量」を取った方が儲かる仕組みです。自分の診きれないものまで“無責任”に診ているケースによく遭遇し、そういう患者さんが当院を受診され、当院はさながら駆け込み寺のような感じだったりします。自分の医療に責任を持っている医師はそんなに多くないのかなと感じざるを得ません。
先日、大きなお子さん2名にこれまで完全除去していた食材の負荷試験を行ないました。一人はナッツ類を完全に除去し、一人は魚を一切食べていない患者さんでした。
ある程度大きくなってくると、「自分は食べられないんだ」と思い、自ら除去するようになります。この春から医師の診断書が義務づけられ、それで当院を受診する患者さんも増えました。
この2人の患者さんも「本当に除去しなければいけないのか?」と考えました。負荷試験を勧め、それで実施となりました。
食材は、一人はカシューナッツ。ところが食べ進める途中で「気持ちが悪い」と食べられなくなりました。患者さんには頑張ってもらったのですが、アレルギー反応で食べられないのか、“食べちゃいけないもの”を食べることを精神的に許さないのか、区別が難しく、蕁麻疹などの症状も見られないため、シロクロ付けることが困難でした。自分の力不足を実感させられました。
一方の一人はサバを用いました。途中若干発赤は見られるものの、完食しています。お母さんは「もう食べられないもの」と思っていたようで、「思ったより食べられた」とおっしゃっていました。
確かに魚アレルギーが重症だと、どの魚も食べられないなんてことは起き得ますが、そうそうあることじゃないと思っています。アレルギー検査は陽性だったと思いますが、私としてはこの日の結果は予想通りでした。今後は自信を持って、他の魚にもチャレンジしていきたいと思っています。
一人の患者さんは、申し訳ないことに解除するだけの根拠が得られませんでしたが、一応ベストは尽くしたつもりです。もう一人は「食べられないもの」と思っていたものを解除できそうです。
県内は多くの小児科がこういう患者さんを診た時に「引き続き除去しなさい」と言うでしょうが、そういうだけの根拠は十分あるかと聞かれると、そうではないと思っています。私が関わることで、解除できる患者さんも少なくないはずで、とてもやり甲斐を感じています。
自分にしかできないことを一生懸命やることに、タイヤ置き場の小屋を作り上げた時くらいに幸せを感じています。これも私のストレス発散になっているようです。



