ワールドカップが終わりました。
普段サッカーは観ませんが、何となく気になり、ドイツーアルゼンチン戦を観ていました。鉄壁の守備とカウンターと言われる速い攻撃、素人でもレベルの高さが分かります。見応えがありました。
正直、日本との差は大きいなと感じました。ドイツやアルゼンチンと10回戦っても1回も勝てないのではと思ってしまいます。監督が代わるようですが、世界の強豪国と戦えるようになって欲しいと思っています。
昨日、仕事が終わってから、池の作業をしました。
ワキンやコイなどスマートな魚は元気があり、ジャンプして逃げ出そうとするので、池の周囲に網を張る作業をしようと考えました。
外観は格好悪いけれど、猫対策になるし、いろいろな形の魚を飼えるのならと思った次第です。打ち込めることがあることは素敵だけど、ちょっと打ち込み過ぎで、疲れるかな(汗)。
先日、赤ちゃんのこぶしの大きさが違うと相談を受けました。赤ちゃんなので手を握っていますが、確かにイメージ的に1.2~1.3倍くらいあります。
こういうケースはほとんど経験がありません。ただ目の前に患者さんがいて、私を頼りにしている訳です。「大したことない」とか、「様子をみなさい」なんてことを言う医師もいるでしょうが、当事者である親御さんからすれば“大したこと”があるし、様子をみても何も変わりませんし、不安は募るばかりでしょう。
恥ずかしながら、ネットで調べてみました。半身肥大症という病気の可能性も否定できないことが判明しました。
正直、こう診断していいのかどうか分かりません。腕、足、その両方、内蔵に渡るものまで様々な程度があるようです。となると、エコーやCTなどの検査も必要になりそうです。
私は知ったかぶりをするのは嫌なので、分からないことは分からないと言うようにしています。母の目の前で、ヤフー検索する小児科医の姿は、滑稽に見えたかもしれません。でも、少しでも答が見つかればと思いました。
その場で総合病院に紹介状を書き、精査をしてもらうことにしました。もしかしたら、整形外科など、小児科だけでなく総合的に診てもらうことになるかもしれません。それが、今の私にできる全てでした。
いろいろやっていたら、一人当たりの診療に時間がかかってしまいました。親御さんは悪そうに「時間が掛かってしまってすみません」と言いましたが、「これもオレの仕事だから」と返しました。
小児科医として頼りないかもしれないけれど、分かるよう努力し、精査してくれるであろう病院に紹介状を書きました。自己満足かもしれないけれど、やれることをやったつもりです。
当院は毎日、新患が受診されますが、いつも言っているようにぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーが誤診されており、専門医が使わないような薬が繰り返し出されていたりします。処方した時点で医院の利益が上がるし、長年同じミスを繰り返している医師もいます。そういう医師に限っていつも“3分診療”で終わっています。
私もそういう部分があるのかもしれませんが、多くの医師が「お医者さんなんだから、間違うはずがない」という患者心理の上にあぐらをかいているように感じています。症状が改善していなくても、親御さんは「医師が誤診している」なんて疑わず、「うちの子の病気が重い」とか「薬の効きが弱いだけ」なんて思うようです。私のはこの停滞感というか、不毛な状態がとても嫌です。
もちろん、努力している医師も大勢います。その一方で、努力をしていない医師も沢山みており、医療レベルの差がとても大きいのが日本の医療の現状だと思っています。「どの医師がみても同じ」のは建前であって、こういう現状を知らないと、子どもを守れないことになってしまいます。
昨日、ステロイド軟膏の使用に抵抗感を持つ患者さんの話をしました。これまで関わってきた小児科医、皮膚科医が誠意を持って診療して説明していたら、こんなにはならなかったのだろうと思っています。こういうケースでは、薬を使うと良くなり、止めると悪化してしまい、それを繰り返すことで、だんだんステロイド軟膏に対し恐怖感を覚えるようになることが多いようです。
私も含め、プロはプロらしく振る舞わなければならないと思います。ちなみに、昨日の手の画像が1週間でどうなったかを示します(添付画像)。
頼りない小児科医のマイナスの部分を少しは挽回できたでしょうか?(笑)。



