デンマークへは、ある旅行会社のツアーを利用してきています。
20人弱の参加者があり、関東圏からの参加がほとんどです。会社側もツアーの仲間同士、和気あいあいとやってもらいたいと考え、一同で夕食を摂った時に自己紹介をやることになりました。
私は、若い頃の自分は「親と旅行なんて格好悪い」と思っていたけれど、「今は楽しいと思う」というようなことを言いました。まさしくストレートな気持ちです。日頃小児科医として診療していると、子どもを守りたいという親の気持ちをひしひしと感じます。いわゆる親子の絆なのでしょう。最近、私が年をとったことも影響しているのでしょうが、そんなことを自分の親にも感じています。
参加の方々は口を揃えて「親孝行だ」なっておっしゃいますが、それはおこがましいかなと思っています。旅行程度で返しきれないものをもらって、ここまで成長してきたのだから。
医院を長く休むことは患者さんにご迷惑をお掛けすることになるのですが、今回は例外ということにしておいてください(汗)。
さて、デンマークに来て、自転車が多いことに気づきました。国土の多くが平坦なので、市民の移動手段として自転車がよく使われるそうです。
添付画像の上は何だと思いますか?(画像上)。なんと電車に自転車を載せる「駐輪場」があります。電車のホームは自転車を引っ張る方も多く見かけ、自転車をそのまま電車に載せ、電車に乗れてしまうのです。
また、街にも日本には見慣れない変化があります。自動車の通る道路の脇に自転車専用の道路があります(画像下)。結構、細めの道にも自転車の通るルートが確保されています。
長崎市に行った時に自転車に乗っている人はほとんど見かけませんでした。坂が多く、坂道を登れないからです。それとは正反対で、自動車専用道を多くの市民が自転車を利用し、駆け抜けていきます。
ツアー参加の方が専用道でまごまごしていたら、「ビー ケアフル」と叱られていました。よく見ると、地元の人はその辺をしっかり分かっていて、観光客が私も含めて戸惑っているようです。
日本も不景気や健康ブームもあってか、自転車の利用者が少しずつ増えてきているようですが、そういう土壌のない中でのブームなので歩行者とぶつかったりという事故も時々ニュースになっています。
ここまで徹底されていると、気持ちがいいし、長い歴史を感じずにはいられません。
実は、今日が旅行の最終日になります。翌日は飛行機に乗って帰国の途につきます。もうちょっとコペンハーゲンを感じてこようと思っています。
PS:学会の準備がなかなか進まずに困っています。日中は観光で歩き回り、夕飯はビールで乾杯するので眠くなります。思った以上にはかどりません(大泣)。



