小児科 すこやかアレルギークリニック

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ドクターヘリ
2014年10月07日 更新

先日、ドクターヘリを利用した患者さんを初めて経験しました。

新患で受診された患者さんですが、ソバ打ち体験で事故が起きたようです。

地元の患者さんなのですが、隣県まで学校行事として出掛けました。ソバ打ちを体験し、ソバを食べて、その後大騒ぎをしたようです。そうしたら蕁麻疹と呼吸困難が見られました。この子はソバは普段から食べていましたから、運動が誘因になったと考えられます。

詳しい場所まで聞いていませんが、119番に電話した際、救急車よりもヘリの方がはやいと救急側で判断されたのでしょう。

まもなくドクターヘリがやってきて、同乗していたドクターがエピペンと同じ成分の注射を打ち、処置をした上で隣県某市の病院へ搬送し、入院治療を行なって下さったようです。

自分の患者さんが、急激に悪化し、ドクターヘリを利用したなんてケースは経験がなかったので、ちょっと驚きましたが、無事に退院でき、関係者の方々に感謝です。

街中であれば救急車の方がはやく、ヘリの停まる場所もなかなかないでしょうから、山岳地などの遠隔地の際に活用されるのでしょう。食物アレルギーも十分緊急性のある病気であることが認知されてきていることの表れと言えると思っています。

ただ、その後は私に任されました。実は、入院先の病院で検査をしたところ、ソバはクラス0だったのです。主治医の先生もちょっと面食らったはずです。

皮膚テストをやろうと考えましたが、結果が陰性ならソバによる負荷試験もやらざるを得ないと思っていました。確かに状況的に原因はソバくらいしか思いつかないのですが、それでも検査が2つとも陰性なら、本当に今回の原因かどうかをハッキリさせる必要があると思ったのです。

逆にちょっとホッとしてしまった自分がいるのですが、ソバの皮膚テストは陽性でした。ソバを除去した生活となります。

あとは、食べないように配慮していても食べてしまう可能性は排除できず、誤食時の対策が必要になります。エピペンも所持していた方がいいでしょう。

今度こそ、ドクターヘリや救急車のお世話にならないようにしないといけないと思っています。