金魚の飼育は難しいなと思っています。
水槽に「ブクブク」って入れますよね?。プラスチック製の丸か四角のアレです。それは水に酸素を溶かし込むのと、ろ過装置になっています。ポンプから「ブクブク」につなぐパイプがあるのですが、水槽の壁面とパイプの間に挟まって動けなくなり☆になってしまうことすらあります。
不慮の事故だと思うのですが、早めに治療をして改善させれることもありますが、間に合わないこともあり、飼育は好きだから頑張っていますが、その反面で怖さも感じさせられることもあります。
例えは変ですが、負荷試験もそんな感じ。患者さんや親御さんの食べられることが分かった時の笑顔が好きだから、リスクを背負って頑張っていますが、稀にアナフィラキシーを来たし、エピペンと同じ成分のアドレナリンを注射することもあります。幸い、この数ヶ月はアドレナリンを使ってはいませんが…。
食物アレルギーというとアナフィラキシーやエピペンを連想する方も少なくないかもしれませんが、当院の負荷試験で言うと、多くはじんましん程度のことが多いです。いや、ほとんどが症状を起こさず、一部に症状が見られますが、その多くがじんましんというべきでしょう。
食物負荷試験はシロクロをつける検査だと日頃から書いているものの、判定が難しいケースもあります。
当院の場合、負荷試験をやって途中で症状が出てくれば、検査を中止し、速やかに治療に移行してます。
ただ、せっかく負荷試験に臨んでいるんだから、とても軽い症状なら「ちょっと待て」と捉えます。待ってじんましんが引くようなら、さらに本人も親御さんも乗り気なら続行しています。
しかし、ある程度じんましんが広がると、咳や嘔吐などの他症状がなくても止めることにしています。
先日、豆腐を用い負荷試験を行ないました。大豆アレルギーという触れ込みで、つい最近当院を初めて受診された患者さんです。
大豆は以前は3大アレルゲンに数えられていました。いつの間にか卵、乳、小麦が3大アレルゲンとなり、大豆は原因食品の頻度別で10位程度に転落しています。
当院の場合、大豆の負荷試験はあまりやっていません。大豆で即時型反応を起こすケースはとても少なくなっていると感じています。稀にいますが、アレルギー検査が陽性でも難なく食べている患者さんが多いと思っています。
豆腐で負荷試験を行なったのですが、最初の一口であごにじんましんが出始めました。正直、何も出ないことを確認するための負荷試験のつもりだったので、ちょっと焦りました。
通常なら、負荷試験を中止し、抗ヒスタミン薬の内服で治療を開始するところだったのですが、もう一人の自分が「ちょっと待てよ」と待ったをかけました。
少し様子をみると、じんましんはそれ以上悪化はせずに、引いていきました。検査続行を決定し、食べ進めると何と目標量をクリアしたではありませんか!!。
負荷試験としては「陽性」なのでしょうが、当院の場合、多少軽い症状が出ても目標量を完食できれば「陰性(“陽性”に近い陰性)」と捉えています。
わずかな症状ならひるみもせずに続行するのですが、今回は若干ひるみました(汗)。しかし、堂々と目標量を完食できた訳ですから、家でも食べてもらおうと思っています。
これがピーナッツやソバなら「食べないでおこうか」と言ったかもしれません。アレルゲンによって対応が変わることもあると思います。
確かに負荷試験は楽々クリアする患者さんもいれば、ギリギリセーフもしくはギリギリアウトの患者さんもいます。今回は、大豆というアナフィラキシーを起こす頻度の少ない食材だったこともあり、ギリギリセーフと考えて、家でも大豆製品を試してもらおうと思っています。


