小児科 すこやかアレルギークリニック

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「知ってます」
2014年11月05日 更新

私のここ最近の日課はこんな感じです。

朝仕事に出掛け、朝一番に負荷試験を始め、同時並行で診療を行ないます。昼休みは取れたり、取れなかったりで、そのまま午後の診療の突入します。午後一番の専門外来は市内外からアレルギーで困っている患者さんが受診され、30分以上話すことも珍しくありません。

夕方に差し掛かると、待合室がさらに混雑し、一気に何十人待ちなんて状況になってしまいます。先月中旬から午前の最後と15時辺りにインフルエンザのワクチンも組み込んでいます。1年を通して結構ハードな時期かもしれません。昨日なんて、とても大勢の受診があり、死にそうでした(汗)。

残念ながら、損得を考えて診療している医院さんも多いようですが、「それってどうだろう」と疑問を感じており、当院は“治る”ことに重点を置いているつもりです。

いまの医療は、昨日も触れたように“誤診”して患者さんに多大な迷惑をかけても収入が入るし、更に誤診を繰り返すという、患者さんからすれば理解のできないことが起こり得ます。

しかも、1人当たりに時間をかけなければ、大勢を診察でき、効率がいいのでしょうが、効率を重視するあまり、症状が改善していなくても、同じ薬を出し続ける医師は結構います。これって本末転倒なんですよね。というか、患者さんを欺く行為だとすら思っています。時間をかけないから、患者さんの声に耳を傾けなくなり、改善してない患者さんを見捨てる結果になってしまうようです。

効率重視は、待ち時間の減少など患者さんのためになる部分もありますが、ならない部分も大きいと考えています。私も同じようなことをしては、地元の医療を良くできないと思っており、独自の道を押し通そうと思っています。

先日も100キロ以上離れた街から湿疹の患者さんが受診されました。小児科医が少なく、何と内科医が赤ちゃんの湿疹を診ているという状況でした。

申し訳ないですが、赤ちゃんの皮膚の治療に精通した内科医は少ないと思います。私からすれば、「分かった医者に診せればいいのに」と思いますが、なかなか状況が許さないケースもあるということですね。

湿疹ですが、アトピー性皮膚炎とも診断されていませんでした。いつも言っているように、診断できない医師は病気に詳しくないからで、治療もままならないのは当然でしょう。“乳児湿疹”を“乳児湿疹”として治療するよりは、“アトピー性皮膚炎”を“アトピー性皮膚炎”として治療した方がいいのは明らかです。

そこでいつも診察室の机の脇に置いてあるiPadを用いて、画像にて当院での治療の劇的ビフォーアフターを披露しているのですが、その親御さんからは「知ってます」、「ホームページに書いてありました」と言われました。

多くの患者さんが1週間でこんなに良くなるものかと目を丸くするのですが、こんなにあっさりとスルーされるなんて…。でも、少し効率が上がったかな?(笑)。

アトピー性皮膚炎は、“乳児湿疹”と誤診されているケースが新潟県内では多々あり、診断できない医師にはかかって欲しくないと思っています。となると「知ってます」という患者さんが一人でも多くなるようにしなければならないと思っています。