昨日から急に歯が痛くなりました。
何となく痛い感じだったのが、だましだましやってきたせいか、一気に痛くなりました。やはり健康は失って初めて、その有り難みに気付かされます(汗)。早いところ、歯科に行きます。
先日、某市から“湿疹”の患者さんが受診されました。いつものパターンですが、一見してアトピー性皮膚炎でした。当院に逃げてくる患者さんの場合、ほぼ100%がアトピー性皮膚炎なのに正しく診断されていません。
残念ながら、診断できない医師は病気に詳しくないから診断できない訳で、治療すらままならない状態であると言えると思います。にもかかわらず、患者さんたちは信用して通っているのが実情です。
アトピーのガイドラインには、1か月程度治療しても良くならなければ、専門医に紹介するとその目安が書かれていますが、そんな適切な判断をする医師に出会ったことがありません。
ここが医療のおかしなところで、とりあえず適当に通わせておけば、治ってくるかもしれないし、そうすれば医院の収入が上がります。「紹介」=「(その分の)収入減」なので、そうする医師はいないのだろうと思っています。
確かにのらりくらりとやっていて改善するケースもあるでしょう。乳児期にアトピーは意外と治りますから。しかし、悪化の一方でも紹介すらされない現状には、私は悪意を感じてしまいます。自分の手に負えないことを分かっていながら、紹介しないのですから…。
今回の患者さんも、アトピー性皮膚炎で、結構ひどい状態でした。患者さんの話を聞くと、保湿剤のみを塗ってきたようです。
これでは良くなるものも良くならない訳ですが、小児科医からステロイド軟膏のことを指すのだと思いますが、「強い薬を出しますか?」と言われたようです。
患者さんの間では「強い薬」=「怖い」となるでしょうし、いきなり何の説明もなくそんなことを言われては、恐怖心しかないでしょう。実際、当院の存在を聞いてはいたものの、これが当院に足を向かわせるきっかけになったようです。
アトピーとも診断されず、保湿剤だけを出され、いきなり強い薬発言では、不信感がピークになってしまいますよね?。しかも、薬の選択を医者が患者に聞いちゃってるなんて、普通はないです。
ステロイド軟膏に対してちょっと抵抗はあったようでした。でもお子さんの病気はアトピー性皮膚炎であり、ガイドラインでは皮膚の炎症を抑える薬を用い、がっちり治療するように書かれてあることを説明しました。
これなら分かりやすいと自分なりに思っています。当たり前のことですが、病気を医師が診断して、その病状に見合った薬を選択して、同意を得た上で親御さんと一緒に治療していくのが小児医療の方法だと考えています。
こんな当たり前のことが行なわれていない、新潟県の医療ってどうかしています。というか、患者さんが馬鹿にされているようで、とても不愉快な気持ちになります。
医師が患者さんの改善を望むのなら、自分の手に負えなければ迷うことなく専門医に紹介するはずですが、多くの医師がこうしてない現状を考えると、患者さんが賢くならないといけないと思っています。
ちなみに、いつもの話ですが、1週間後に再診して頂きましたが、ほぼ完璧に普通の赤ちゃんの肌を取り戻していました。親御さんも嬉しそうです。私も嬉しいのは嬉しいですが、こんなことは日常茶飯事ですし、だいだい100%の患者さんが改善しています。
ここで多くの親御さんが「こんなことなら、もっと早く来るんだった」と後悔されます。この親御さんの話では、当院に来ることに迷いはあったようです。「また裏切られたらどうしよう」という気持ちがあったのかもしれません。うちってそんなに信用されていないのかしら!?。
赤ちゃんの“乳児湿疹”についてこんなデタラメが横行している新潟県内で、患者さんの方で「医師を代える」ということがとても重要な選択肢であることをご理解頂きたいと思っています。


