今日は、日本アレルギー学会のエントリーの締切でした。
いつものことながら、直前になってエンジンがかかり、抄録を完成させました(汗)。昨年も「発表しなきゃなー」と思っていて、エントリーしました。そして今年の春に京都で発表してきました。
日頃から開業医としてできる限りのことをしたいと思っていますので、当院の仕事の一環を発表するだけなら、そんなに難しいことではありません。ただし、どんな発表でも受け入れられる程甘くはないため、当たり前のことを発表するなら発表は認められないはずです。多分、大丈夫でしょう。
それなりのレベルのことをやっていきたいと思っており、もっと増やしたいという意識は持っており、イチロー選手のようにとことん「野球道」と突き詰める程のハングリーさまではありませんが、貪欲さは持ち続けたいと思っています。
当院は、ホームページ経由でメールが届くことがあります。そんなに件数は多くないですが、これまでは圧倒的に患者さんからのものが多く、最近は園や学校に出向いてエピペンに関する研修をすることが多く、講演依頼のメールを頂くことも目に付きます。
そんな状況でしたが、ごく最近は同業者からのメールが増えています。
先日、こんな一介の開業医の私に、県外の小児科の先生からある医師会での学術講演会のお話を頂いたことを書きました。その先生ともメールのやり取りをしているところです。
当院は、アレルギーにこだわった診療をしていますが、咳や湿疹だと親御さんがアレルギーとは気付かずに、近くの小児科や皮膚科に通っていることが多いのですが、あまりの治らなさに「もしやアレルギーかも?」と考え、当院に鞍替えされるケースが多く、あとはママ友に相談したら当院の受診を勧められたとか、園や学校の先生から紹介されることもあります。
ある程度、“こじれた”患者さんが受診される訳ですが、何かがおかしいから改善しない訳です。いつも言うように診断が間違っている、治療が過小など理由を見つけ出すことから始めなければなりません。
こんなことを長年繰り返していますので、今のところほとんどの患者さんを1週間以内に改善できているのだろうと思っています。とは言っても、私が特殊な能力を持っているのではなく、ただガイドラインに沿って診断し、治療させて頂いているだけです。
周囲の医師たちがガイドラインを守れば、市内外から当院を目指して受診する必要はなく、それが新潟県の“現状”と言えます。誰も言ってくれないので言いますが、私のやっていることを専門ではない他の先生方が真似れば、それなりのレベルのアレルギー医療ができるのだろうと思っています。
今回、依頼があったのは外来での食物負荷試験の話で、元を辿れば8月末の外来小児科学会で「開業医でもできる食物負荷試験」という話をさせて頂いたことがきっかけになっています。私が気付いたのは、新潟県から参加した先生は1人だけでした。
開業医としてそれなりのことをやっているつもりなので、その発表では私の知識や技術を包み隠さず提供させて頂きました。それに価値を見出した先生が今回声を掛けて下さり、地元の医師会で話をさせようと相成りました。とても光栄なお話です。新潟県じゃないところが少し淋しいと思いつつも、まだそういう段階ではないのでしょう。
8月の発表をしてから、小児科の先生から当院の負荷試験のやり方に関する問い合わせのメールを数件ですが頂いています。開院当初から、同業者からの問い合わせはまずなく、そんな日が来ようとは思ってもみませんでした。
同業者からも必要とされる存在でありたいとは思っていましたが、一開業医には難しいだろうと思っていましたので、最近の展開は願ったり叶ったりという感じでしょうか。これからも精進したいと思っています。


