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ハイテク機器
2014年12月12日 更新

昨日、市内にホームセンターが新規開店しました。

最近は200人に迫ろうかとくらいの受診があり、ひとりひとりに対応するのは大変です。でも、どの親御さんも「子どもを守りたい」、「早く良くなって欲しい」と思っていらっしゃるので、その期待に応えるべく頑張りました。

感染症なら流行してきたインフルエンザなのかどうか、他に溶連菌、アデノウィルス、RSウィルス、ヒトメタニューモウィルスも流行っており、高熱が出た時の鑑別としていろいろ想定しながら、なくべく正しい診断をつけるように心掛けているつもりです。

「園で何か流行っていない?」と聞くこともありますが、“大人の事情”もあってかRSウィルスやヒトメタなどは調べられていないことも結構あり、個人的には「感染症情報」はあまり期待していません。

園や学校で“流行っていない”感染症が当院で確定された場合は、「ちゃんと園や学校に報告してね」と言っています。

以前なんて、熱と咳の園児が多くいるという園で「風邪が流行っています」という情報だったのですが、私がRSウィルスを疑い検査したら陽性でした。

それを園に報告してもらったら、他の医療機関も追従してか、RSウィルスの診断が続出し、RSウィルスが流行っているという状態になりました。感染症情報は自分が作っていかなければいけないのかなと思っています。

先日、あるメーカーが当院の面会時間に現れました。インフルエンザの迅速診断機器の売り込みです。

どの医療機関でもやっているでしょうが、鼻水をもらって短時間でインフルエンザかどうかを診断する迅速診断キットは当院にもあるので、あまり困っていません。ですから、話半分に聞こうと思ったのですが、非常に興味をそそられる内容でした。

これまで使っていたキットは、発症から6時間以上経っていないと陰性になることがあるというもので、「発症間もないので、今回は陰性という結果だっただけかもしれません」という説明をすることもありました。

もちろん、ウィルスの量だと思うのですが、6時間以内でもハッキリ出ることもあります。でも周囲で流行っていて、早めの受診で陰性だった場合、「熱が続いていれば、明日も再検した方がいいかもしれません」なんて言っていました。そして、翌日インフルエンザが確定できることもありました。

強いて言えば、その辺が不満だったのですが、今回の売り込みの検査機器は発症3時間半で陽性に出るのだそうです。これまでの迅速診断キットも正答率は100%ではありませんでしたが、今回のハイテク機器は更に正解率が高いのだそうです。

ですから、発症から時間が十分経っている場合は従来のキットで、時間が経っていなければハイテク機器で検査すれば、より診断精度の向上が見込めることになります。

当院でも導入しようと思っています。従来の方法でも、他の医療機関が同じようなものを使っているので、さして問題はないのですが、より早期に診断でき、治療が開始できるのであれば、患者さんにはメリットがあります。高額なものは買えませんが、手頃な価格であればという但し書きが付きますが、良いものは導入すべきと思っています。

でも、今日、明日来られても検査はできませんよ。まだその機器が届いていませんから(汗)。