小児科 すこやかアレルギークリニック

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圧倒
2015年02月21日 更新

昨日は、午後を休診にしてしまいました。

例年、この時期は路面に雪があり、場合によっては吹雪で、高速道路が一部通行止めなんて最悪の事態も考えられます。

今回の小学校での授業で食物アレルギーの話をするというお話を頂いた時、もちろん引き受けるつもりでしたが、開始が13時50分という時間に間に合うかというのが最も気がかりでした。

午前中の診療が終わるのが12時半のため、吹雪の中を1時間あまりで学校まで到着できるのかというのが一番心配だったのです。

そんな心配をよそに、今年は例年より雪が少なく、他の季節のようにスムーズに車を走らせることができました。午前中の診療も早めに終えることができ、結果的に近くのコンビニで時間をつぶすくらい、余裕で到着しています。

学校に出向くことは多いのですが、授業をする教室に入った途端、圧倒されてしまいました。子ども達の元気さにです(汗)。

前回は、小学5、6年生だったので、ちょっと大人しかったようですが、今回は小学3年生。人数も多かったのです。多分、複数のクラスの子どもが椅子を持って、ひとつの教室に集まったせいもありそうでした。

こんなにぎやかな中、話をできるのかと思ったりしましたが、授業が始まるとみんなのスイッチが入り、静かに聞いてくれました。

自己紹介では、私の飼っている金魚、コイ、メダカ、川魚の画像も見てもらいました。この年代は、興味はあるようです。それから本題に入ります。

以前も書いたように、小学3年生に理解してもらうのは、5、6年生に話のとはだいぶ変わってきます。例えば、6%と言っても、パーセント自体をまだ習っていないそうです。100人いると6人しかいないと表現するしかないのです。

どこまで理解してもらえたかよく分かりませんが、その辺も配慮した上で話を進めました。最後はパンやチョコ、練り製品の画像を提示し、製品裏に記載してある原材料表示を見せました。ご存知のように、大抵のものに卵、乳、小麦が含まれています。

子ども達に弟や妹がいるという設定にして、卵や乳が入っているか確認してもらうという作業をやりました。卵は読めるけれど、乳という字はまだ習っていないそうでした(汗)。でも、原材料表示の画像の近くに卵、乳、小麦という字をのせていて、その漢字を探してもらいました。

ミスをすれば、弟や妹が具合が悪くなってしまいます。真剣に探してくれました。意地悪なことに引っ掛け問題も入れておきました。卵殻カルシウムと乳化剤です。そういう作業の中で、食物アレルギーを持つお子さんや家族がいかに苦労しているかが、少しは伝わったのかなと思っています。

最後はまとめです。食物アレルギーの子は、食べられない体質であって決して好き嫌いや我がままではないという話をしましたし、無理矢理食べさせようとするようなことはしてはいけない、根本的な治療がなく、治るとしたらゆっくりで、あたたかく見守って欲しいと言いました。

とりあえず、任務完了。肩の荷が降りました。

最後にひれ長カラスゴイの画像を添付します。これも昨日の授業のスライドで使いました。綺麗な形をしていますが、実は体長は3センチくらいのちびっ子です。ちょこまか泳いでとってもかわいいヤツです。