小児科 すこやかアレルギークリニック

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男気
2015年03月03日 更新

3月と4月は負荷試験の実施件数が急増します。

それは、新年度が始まるから、それに合わせて食物アレルギーの診断書の提出が求められるからです。もっと早めに動いてくれると助かるのですが、ギリギリになって受診されるケースが目立ちます。私もそういうタイプなので、受け入れざるを得ません(笑)。

当院の負荷試験のコンセプトは「負けるケンカはしない」なので、多くのケースは無事に食べられます。笑顔で帰ってくれる様子を見るのが好きです。

ただ、かかりつけの患者さんを守るのは主治医であって、当院の比較的に近くに住んでいて、普段は他院にかかっており、負荷試験だけ当院に来られる患者さんがいます。

話を聞けば、食物アレルギーの相談は主治医にはしていないそうで、なぜ主治医に相談しないのだろうと思っています。食の問題は、子どもの成長や発達にも影響を及ぼしかねず、小児科医として避けられない問題でしょう。そんなことも相談できず、どこかで信頼していないのなら、そういう医療機関にはかからなければいいと思ってしまいます。

申し訳ないですが、こういう方には主治医からの紹介状を持ってきてもらおうと思っています。地元の医療レベルを上げるためには、これくらいのことが必要なのだろうと考えています。

もちろん、市外の方は普段かかりたくても当院にかかれないでしょうから、これは例外でしょう。ただ、当院の場合、真面目に診療しているので伝わっている患者さんには伝わっていて、発熱など急性症状で当院を目指して受診される患者さんは結構います。有り難いことです。

ところで、最近、某市の皮膚科から逃げてこられる患者さんが目立ちます。いつもの通り、アトピー性皮膚炎なのですが、診断名すら告げられずに、ガイドラインに沿わない治療をされています。治るものも治らないと思っています。

医師は、患者さんについて責任を負うべきです。

もちろん、自分の知識や経験をフル活用して治療に当たり、患者さんの症状を改善させるべきです。それができないのなら、できる医師に紹介すれば、責任を果たせたことになると思っていますが、こういう当たり前のことができない医師が多いことを知っておかなければなりません。

患者さんは医師を信用するしかありませんし、おかしなことをやられているなんて気付く由もありません。何度も通わせれば医院は儲かりますし、他院に紹介した時点で、収入源がひとつ減る訳ですから、それを良しとしない医師が多過ぎるように思っています。

そういう事例があまりにも多く、既に医師を疑ってかかる時代に来ているのだと思っています。どの医師も患者さんのために努力を惜しまないのなら、どの小児科、皮膚科に行っても満足のいく診療が行なわれるはずです。そうですよね?。

しかし、現実はそうとは到底言えない状況です。通院して改善がなければ、診断や治療がおかしいのではないかと考えるべきでしょう。もちろん、そうでないケースもあるでしょうが、少なくとも当院を受診される患者さんのほとんどは、医師側に問題があるようです。

湿疹のケースでは、当院の治療例のビフォーアフターをiPadの画像で示していますが、多くの患者さんがその変化に驚かれます。私は特別なことをしている訳ではなく、ガイドラインに沿った“当たり前”のことをしているという感覚しかありません。

その“当たり前”のことをできない皮膚科医もかなりいて、企業努力をしているようには見えないのです。小児科や皮膚科は一人当たりの単価が安いので、大勢を診るしかないのですが、流れ作業で、改善もないのにいつも同じくすりを出されているケースは疑ってかかるべきでしょう。

本当はこんなことは書きたくないのですが、医師のモラルを問いたいケースをあまりにも経験しているため、患者さんを守るためにこういった“事実”を知って頂くしかないのです。嫌な言い方になってしまいますが、患者さんが“食いもの”にされているのを、もう見たいとは思いません。

私は自分の専門分野においては、上越の患者さんは自分が守るくらいの気持ちは持っています。例えば、上越の方が他の地域の医療機関に通院しているのなら、それは悔しいし、自分が何とかすべきではないかと思っています。

某市の皮膚科からの患者流出が止まらないという話をしましたが、自分のところで何とかするという男気というか、医師のプライドというものを見せて欲しいものだと思っています。