小児科 すこやかアレルギークリニック

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不思議
2015年07月01日 更新

医院の玄関にも睡蓮鉢を置いて、メダカを飼っていますが、自宅にも昨年から睡蓮鉢が3つあります。

メダカを新たに入れたりしていたのですが、先日何気なくのぞくと、小さいものが動いています。

何といつの間にか卵を産んで、それが孵ったのでした(卵から「かえる」ってこういう字なんですね)。昨日、別の器に移動させました。親と離れてかわいそうとお思いかもしれませんが、メダカは赤ちゃんを食べてしまうことがあるため、隔離するのは常套手段なんです。

既に体長が1センチくらいのものもいれば、わずか1ミリ程度の、よく見ないと見落としてしまうような赤ちゃんもいますね(画像)。医院に持っていって、一般公開する予定です。

当院は、アレルギーの患者さんがほとんどで、新患が来ない日はないと言っていいでしょう。ほぼ全員が他の医療機関にかかっていて、改善しないため見切りをつけて当院に移ってこられます。

例えば咳が長引いているにもかかわらず、「風邪」、「風邪」と言って同じ“風邪薬”を出す小児科医は結構多いです。そういう状況で、親御さんが「医者を代えよう」と思い立ち、当院に受診して下さる訳です。

本当なら、症状が改善していないのはかかりつけ医である前医も分かっている訳ですから、「風邪じゃないんじゃないか」と思わなければならないのですが、そうすることもないようです。「この咳は時間がかかる」なんて無責任なことを言ったりしています。

特に開業医は、風邪などの軽い病気を中心に診ているのでしょうから、「咳」と言えば「風邪」と決めつけているように感じています。すぐに治れば「風邪」なのでしょうが、そうでなければ、別のことを考えるべきなのに、「咳」=「風邪」という連想ゲームのような対応をしている開業医も多いのは、患者さんに失礼ではないかと思っています。

ベテランの医師なら百戦錬磨で、親御さんの方も全幅の信頼を置いているのでしょうが、咳に関しては、残念ながらいい加減な対応をされていることも目立ちます。開業して20年以上経っている医師でも、逆にそういう“医療”を繰り返して、20年以上「誤診」し続けている訳です。医療って怖いし、患者さんに不誠実なことをしても、言い方は悪いですが、だまし続けられるものだと思っています。それくらい企業努力をしていない医師はいるもので、これも「ご用心ばい!」なのです。

昨日、他院で誤診し続けられていた患者さんが発熱で当院を受診されました。何と、これまで咳で誤診し続けられていた医院を最初に受診されていました。さんざん「風邪」、「風邪」と言われ、効かない風邪薬を延々と出していた開業医にかかっていたのです。医師がお子さんを守りたいと思っていれば、こんなことはできないはずですよね?。

これって親としてどうなんだろうと思ってしまいました。自分の子どもがかわいくない訳ではないのでしょうが、いい加減なことを繰り返されていた医院を受診する気が私には分かりません。しかも、熱が下がらないから、当院を頼っての受診です。正直、こちらとしてはいい気はしません。

私は当たり前のことをしているだけですが、症状が改善していない患者さんには時間をかけて、「なぜ良くならないか?」と真剣に考えているつもりです。残念ながら、良くなっていなくても、流れ作業で、同じ薬を出す医師っていますよね?。多くの患者さんが実際に体験済みだと思います。

こういう不誠実な医療をなくしたいから、逆にそういう医院とは逆のことをやり、「いい加減なことをやられていた」ことに気付いてもらおうと、言わば患者教育の一環として取り組んでいるつもりです。医療のクオリティーの差を分かっていながら、そういう医療機関を受診するのは、不思議に思っています。

今日は小言になってしまいましたが、子どもを真剣に守ろうとしている医師と、そうでもない医師がいることに気付いて頂きたいと思っています。