先日、新潟県医師会報が届きました。
あまり私の専門分野に関係ないため、パラパラみる程度なのですが、今回は思わず写真を撮ってしまいました(画像)。
予定されている医師会関係の講演会が出ているところに、私も出てしまいました。8月22日に耳鼻科の先生に対し、アレルギーの話をしないといけません。
他の先生の肩書きを見て頂きたいのですが、大抵が大学教授や准教授、総合病院の部長となっています。そうそうたる偉い先生の間に、私のような一開業医がのこのこと出てきて良いのだろうかという気持ちもあります。
とりあえず、5月の日本アレルギー学会、6月の日本小児難治喘息アレルギー疾患学会という全国学会の発表を終え、先月は新潟県の新潟アレルギー研究会も無事に済ませました。次の発表が、この8月のものになりますので、ちょっと余裕ができたことになります。
ただ、最近小児科医の先生に話す機会もありますが、耳鼻科の先生だと同じ病気をみていても、見方が違うでしょうから、どんなことを突っ込まれるのだろうと緊張してしまいます。
タイトルにあるようにアレルギーマーチの話をするよう言われています。0歳でアトピー性皮膚炎と食物アレルギーを発症し、1歳で喘息、のちにアレルギー性鼻炎が合併しているというアレルギー発症のルールというか、道筋を表したものです。最近注目され始めました。
それは、経皮感作が数年前に提唱されたからです。皮膚から食べ物が入るという発想が全くなかったところに、そういう仮説が出されたところ、これならいろいろ説明がつくとがぜん注目されているのです。
まだ解明されていない部分もありますが、だいぶ研究が進んできました。細かいところは私も理解していませんが、生後数ヶ月の赤ちゃんを日頃からアレルギーという観点に注目して診ていると、アレルギーマーチを実感できます。逆に、アレルギーマーチを参考に、次に出てくる病気を予想しながら対応していますので、見落としが少ないのだろうと思っています。
例えば、アレルギーの赤ちゃんは最初から大学病院には受診しません。開業医にかかり、重症で対応できず最終的に大学病院にかかるようになることはあるでしょう。そういう意味では、当院はそれなりのクオリティーでアレルギー診療しているつもりですから、発症したてのアレルギー疾患を最初から診ることができ、しかも大勢診ているので、大学教授や総合病院の部長よりもこの点ではかなり有利なのだろうと思っています。
私の立場から言えば、アレルギーマーチが注目されてきており、それを実感している私の話はもしかしたら他の先生に参考になるかもしれないと思っています。
ということで、私にしては珍しく講演の準備を始めました。頑張ろうと思っています。



