最近は、体調は万全なのに、インフルエンザのの予防接種もあり、通常よりは多くの患者さんに対応しないといけなく、お疲れモードです。
家に帰って、布団に入ろうものなら、そのまま爆睡。気づいたら午前3時なんてことも…。来週末に迫った学会のスライドもまだ手掛けてもいません(汗)。熱帯魚も少し買い足しましたが、水替えやエサやりで手間もかかります。
もちろん、負荷試験をしたり、新規受診の患者さんも対応しないといけないため、ハードな毎日をいかに乗り切るかって感じです。今週末に学会の用意をしようかなと思っています。
診療していると、県外からの受診があったりします。わざわざ県外から受診されることはごくごく一部の患者さんであって、たいていは実家のある地元に戻ってきている患者さんが体調を崩して受診されるという形です。
中には、里帰り出産で中期的にこちらに戻ってこられていて、その間診ている患者さんもいます。お母さんいわく、「自宅の方では負荷試験が近くでは受けられないので、こちらにいるうちにやっておきたい」と既に何度か負荷試験をやっている方もいます。
そういう場合は、もはや“かかりつけ医”として責任を持った診療をやる必要がありますが、短期的に戻ってきていて、たまたまかかるというケースもあります。多分、二度と私が診ることがないであろうケースもある訳です。
それが発熱なら、風邪薬を出す程度なのですが、咳だと話は変わってきます。日本全体という印象すらありますが、たいていの小児科医はアレルギーに力を入れておらず、いつも言っているぜんそくやアトピー性皮膚炎が見逃されているというのは、新潟県に限った問題ではなく、他県から来られている患者さんを診るケースは意外と多いのですが、だいたいがそういう残念なケースです。
先日来られた患者さんも、ぜんそくの典型的な症状を呈していましたが、「ぜんそくっぽい」くらいしか指摘されていませんでした。ゼーゼー言えば、さすがにオノンやシングレアという抗ぜんそく薬が出されることもありますが、ちょっと軽く、ゼーゼー言わないと“風邪”と診断されてしまうのです。
ぜんそくはゼーゼー言おうが言うまいが、咳の特徴はそれ以外はだいたい一緒です。にもかかわらず、上っ面しか診ていないと、平気で“風邪”と診断してしまう医師がいかに多いことか。
見ると、神奈川県の方のようです。ゼーゼー繰り返しており、ぜんそくと診断されるべきでしたが、自宅近くの小児科医は軽いと風邪薬しか出しておらず、風邪をひくと咳が3週間くらいは長引くそうです。もはやかかりつけ医としての責任を果たしておらず、医者を代えるのが手っ取り早い対応のようです。
こういう場合、ぜんそくと診断されること、ぜんそくの治療をしっかりやること、ゼーゼー言わなくてもぜんそく症状であることを見逃さないことなどを指導しています。お子さんを守る気のない小児科医に診てもらっていては、お子さんを救えません。
こういうことになると、見て見ぬふりはできないのです。県外の患者さんのもう何人にもこういうことをしています。これも私の役目だと思っています。


