巷では3連休だったようですが、土日は奈良、月は東京と学会で終わりました(涙)。
東京からは北陸新幹線で帰ってきたのですが、3連休ということで、混雑しているようです。自由席しか取っていなかったので、まずみどりの窓口に飛び込みました。
私の乗ろうとした新幹線は、指定席が1つしか空いておらず、それがグランクラスでした。聞きなれない方も多いでしょう。新幹線のグリーン席よりもさらに高い、飛行機でいうファーストクラスのようなものです。値も張りますが、そこしか空いていないので、差額を払うことで、座って帰ることができました。
一度くらいは話のネタに乗ってみたいと思っていたのですが、座席からして豪華で、数えてみると、1両に18人しか座れません。コンシェルジュというのでしょうか、専任の世話役がいて、飲み物(アルコール類も)やおつまみのほか、ちょっとした食事まで出てくるのですね。それらの料金も含めて、グランクラスの料金が設定されているようで、高い訳です。
飛行機の時も、エコノミークラスにしか乗ったことがありませんが、ビジネスクラス、ファーストクラスのエリアを経由して乗ったり降りたりする訳ですが、“格差”を感じます。
昔、日本人は確か総中流社会と言われていたように思います。日本人の多くが、自分の生活水準を中くらいと評価していました。今はそんなことはないでしょう。代わってよく言われる、格差社会になってしまったようです。これって現実なんだと思っています。
今回も学会に参加してみて、新潟から参加する小児科医は決まった顔ばかり。ごく一部の医師のみです。確かに今はインフルエンザの予防接種もあり、一年の中でも、こういう言い方は好きでないですが、稼ぎ時です。当院もその前の週の土曜は300人ほど受診がありましたので、休診にするのはかなり痛いです。
自分の研究成果を発表する予定もありましたが、アレルギーの最新情報を入手し、それを患者さんに提供したいということで、毎年小児アレルギー学会の時は、涙を飲んで休診にしています。
そうやって外に学びに出ている医師がいると思えば、そうしていない医師もいます。当然、日々の努力の差は徐々に大きな差になっていきます。その結果、医師の提供する医療レベルも大きな差が生じてくるでしょう。
にもかかわらず、日本の保険診療は誰が診ても同じ“値段”のままです。研修医と日本の第一人者の大学教授とか、非専門医と研鑽を積んでいる専門医で提供する医療レベルが同じはずがないのです。
患者さんは質の高い医療を受けた気になっていますが、実際はこの場で書いているように誤診されていたり、肝心な情報を隠蔽されていたりさえすることもあるのです。日本の保険診療はとうの昔に破綻していると思っているし、患者さんもそれに気づいて欲しいと思っています。可愛い我が子が、場合によってはデタラメをされていても、医師を疑うことを普通はしないため、全く気付かず、その医師だけ利益が上がっているなんてことはよくある話です。
医療費高騰も問題になっていて、いろんなところに歪みが生じています。過激なことを言ってしまいますが、努力しない医師は辞めさせてもいいのではないかと思っています。教師が不適格者として辞めさせるルールがあるようにです。医師にも不適格者がいないはずはないですよね?。
また、誤診すれば、かかった医療費は支払われないことにすればいいと思っています。「いや、最初は判断しづらいこともある」と言われそうです。確かに、最初は風邪だと判断していて、こじれて肺炎になることもあります。これって誤診とは言えないと思っています。ただ、ぜんそくを“風邪”、アトピー性皮膚炎を“乳児湿疹”と20年も30年も誤診し続けている医師にも「仕方ない」で済ませられるでしょうか?。
通院して良くなっていないにもかかわらず、テキトーなことを言って同じ薬を出し続けるのは、医師としてマナー違反ですよね?。本来なら専門医に紹介すべきでしょうが、紹介しては医院の利益は減ってしまいます。囲うことで、自分の誤診に気づかず、長年そういうことを繰り返している医師もいます。
金持ちしかいい医療を受けられないことを肯定はしません。努力をしない医師が日本の医療を相当ダメにしていることは現実だろうと思っていますし、患者さんもそういうことを知っておかなければ、自分の身は守れないだろうと思っています。


