今年は雪がないなんて言っていましたが、一気に白銀の世界になってしまいました(汗)。
これは例年通りなのですが、「ひょっとして今年は…」なんて思っていましたが、淡い期待に終わりました。そうそう、先日湯沢町にお邪魔した時に、来月新潟県湯沢町でスキーのW杯が行われることを知りました。
世界大会が近くで開催されるなんて何か誇らしいですよね?。私は学会で見に行けないのが残念なところです。先週は雪がなく、開催すら危ぶまれていましたが、この雪で大丈夫でしょう。
先日、隣の県からアレルギーで困り果てた患者さんが受診されたと言いました。昨日は、そのお友達がお子さんを連れて受診してくださっています。
私は新潟県内で診療していますので、アレルギーで困っている患者さんをよく診察しています。あまりに誤診が多く、慢性の経過をたどるので、誰かが責任を持って継続的に治療していかないといけないのに、そうされることもなく、ただ時間が過ぎ去っているという感じの患者さんに遭遇する機会がとても多いのです。
県内にはアレルギー専門医が少なく、非専門医が自分で対応しきれないのを承知していて、専門医に紹介していないケースが多数あり、医師のモラルの低さを指摘しています。新潟県のアレルギー診療のレベルの低さを患者さんに知っていただくのも、私の役目だと思っています。
ただ、今回県外から受診された患者さんから話を伺うと、お隣の県も残念ながらレベルは低いようです。地域の医療レベルが低いと、その医師たちの指導で園や学校の対応が決まったりしますので、十分な対応が取れないことが多いように思います。
ただ、行政も国の指導は無視できず、地域の医師を差し置いて、食物アレルギー対策を打ち出すところも目にします。問題は公立の園や学校の対策のみ進み、私立は園であれば園長の考え方次第でどうにでもなってしまうところでしょう。
私の地元でも、園長が「忙しい」という理由で食物アレルギーの対策が遅れている私立の園があります。子どもの命以外に優先することってあるでしょうか?。市役所に指摘しても、「私立は管轄が異なり、手の出しようがない」と言います。いかにもお役所仕事です。こういう経験を時々しますが、やるせない気持ちになります。
実は、今回の県外からの患者さんも私立の園に通っており、エピペンは処方されていませんでしたが、エピペンの話が出た時に、「うちでは預りません」とピシャリと言われたそうです。
学会などで私立の園の対応が遅れていることは耳にしていましたが、それを実感する今回のエピソードでした。“私立の壁”ってやつですね。
ちなみにこの患者さん、エピペンの適応があり、処方する予定です。以前から他の県外から受診されている患者さんに「食物アレルギーの勉強会をやりましょう」と提案していましたが、なかなか実現しませんでした。今回も県外であろうが、その園に行って勉強会を開催してもらう用意があります。
さあ、県外での勉強会、初開催につながるでしょうか?。



