小児科 すこやかアレルギークリニック

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「ガー」っと
2016年01月30日 更新

今更ながらですが、アレルギーは、問診が重要です。

食物アレルギーは、診察室で症状が出ている訳ではないので、過去にどういうものを食べてその後どういうタイミングでどういった症状が出てきたかを聞き取ることになります。

ぜんそくも、発作の出た状態で受診された場合は、ゼーゼー言っているか入念に聴診すればいいのですが、どういうタイミングでどういう性状の咳が出やすいかを聞き取る必要があります。

ただ、アトピー性皮膚炎の場合は、以前はそうで、成長とともに軽快してきたというケースでは分かりづらいですが、目の前で皮膚を診察して、診て分かることが多いように思います。

先日、食物アレルギーで受診された患者さんがいました。よく触れているように、食物アレルギーは経皮感作から生じやすいと言われています。私の経験からも、食物アレルギーを持つ患者さんは、驚くほどアトピー性皮膚炎を合併しています。そして、驚くほど“誤診”されています!!。

アトピーの場合も問診は重要で、乳児期に痒い湿疹があったかどうか聞くようにしていますが、特に湿疹もなかった様子。ただ、小児科で塗り薬をもらっても改善が思わしくなく、皮膚科に行ったという話が聞けました。

今は落ち着いているのかと、皮膚の診察をしてみると、一見してアトピー性皮膚炎という状態でした。医師からキチンと診断もされておらず、治療も曖昧に行われていると、親御さんの病識も薄くなってしまうようです。もちろん、当院でシッカリと治療をすることになりました。

当院は、普通の皮膚科よりもアトピー性皮膚炎の患者さんを多く診ているのかもしれません。この時期は、冬期で乾燥しやすく、しかも暖房を使うので、家の室内も乾きやすくなります。その結果として、アトピー性皮膚炎の状態が悪くなりやすいのです。

「ガー」っと掻くんですと親御さんに傷だらけ、ところどころ出血した皮膚を見せられ、早くなんとかせねば、なんて思いつつ、保湿剤やステロイド軟膏を処方しています。

ちなみに、ステロイド軟膏の使い方が、まともに指導されていることって少ないですね。「できるだけ薄く塗ってください」、「良くなったらすぐに止めてください」って“指導”をする医師は多いですが、それは嘘っぱちですから。まともな指導とはいいません!!。

一昨日の深夜、ヤフーニュースを見て驚きました。アリゲーターガーを含む、「ガー」の仲間(熱帯魚)が特定外来種に指定されたとのこと。

くちばしのような細長い顎を持った魚なのですが、巨大化し、2メートルほどまで成長することもあるそうなのです。結局、飼いきれなくなった飼い主が、近くの川や湖に捨ててしまい、それが繁殖し、日本の生態系を破壊してしまうのだそうです。

ブラックバスと同様に、飼うこともできないし、ショップは販売もできなくなるとのこと。画像に示したのは、ロングノーズガーという魚で、シュンとした姿が好きで、最近買い揃えました。他にもアリゲーターガーとスポッテッドガーを飼っています。ちなみに、画像のもう一匹は、アルマータスカショーロ。牙の鋭いことで有名な魚です。

ガーを飼えなくなるなんてと、動揺してしまいました(涙)。ネットで調べてみると、すでに飼っている場合は、市役所に申告すればいいようです。とりあえず、ホッとしています。

アトピーと特定外来種の魚?。「ガー」つながりということで(笑)。