小児科 すこやかアレルギークリニック

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やってみなければ…
2016年05月04日 更新

昨日は、静岡東部に買い物に行ってきました。

ゴールデンウィークの混雑を避けようと、朝5時半に家を出ました。やはり富士山はいいですね(画像)。

目的地まで330キロほど。帰りにちょっとだけ富士急ハイランドに寄りました。子ども達も喜んでくれていました。よかったと思っています。

それはそうと、4月の23、24日と弘前公園の桜を観に700キロの往復、29日に名古屋の東山動植物園に350キロの往復、そして昨日と、私には長距離運転の才能があるのかもしれません(笑)。

先日、卵クッキーで負荷試験をしたお子さんがいました。以前かかっていた小児科で卵と乳を除去するように言われていました。卵とミルクの数値が陽性だったからです。

それを聞くと、いつも「うーん」と思います。数値が高いだけでは食べられる、食べられないの判断はできません。乳については、誤食で症状が出ていたので、牛乳アレルギーがあると分かってはいましたが、卵は誤食もなかったので、分かりませんでした。とりあえず、卵クッキーくらい食べられるかどうか、確認のための負荷試験でした。

正直、卵白がクラス3程度ならクッキーは食べられると踏んでいました。当院の実績では90%以上が食べられるのです。

ところが、やはりやってみないと分からないものです。クッキー3枚を目標にしましたが、食べ終わってまもなく、発赤と嘔吐がみられました。

卵クッキーには少量の卵タンパクしか含まれていませんので、それさえも食べられなかったことになります。症状としてはアナフィラキシーまでいかないものでしたが、これは少量の卵だったためで、もし卵を多く含む食品を口にしていたらアナフィラキシーを起こしてしまったことでしょう。

誰だって負荷試験で強い症状は起こしたくないでしょうから、このようにすれば重症であるかどうかは判断できると考えています。

この患者さん、乳でアナフィラキシーを起こしており、重症なことが分かっています。卵は食べられるのでは?と目論んでいたのですが、予想が覆されました。ただ、親御さんは現実を知るべきで、しかもこれまで全く食べたことがなかったので、もし間違って口にしていたら、救急搬送になっていたかもしれないのです。それを事前に知ることができたのは大きいと思っています。

私の中でも、卵の数値が高くても卵クッキーくらいは食べられるというイメージはあったのですが、やはりやってみなければ分からないということを再認識しました。

誤食で我が子が重症だったことを知るよりは、事前に知っておくべきでしょう。それは負荷試験によってしかわからないことでしょう。積極的に専門医を訪れ、負荷試験を受けていくべきだろうと思っています。