小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

いつもギリギリ
2016年05月11日 更新

ゴールデンウィークが明けても、忙しい日々が続いています。

毎日、何人も新患があります。昨日の話じゃないですが、“名医”と思って信用して通っていたのに、実はデタラメな医療をされていたとかよくある話で、正しく診断されておらず、適切な治療を受けてこられなかった患者さんをガイドラインに沿った正しい医療に導くには結構大変だったりします。

場合によっては、前医の指導がほとんどすべて邪魔だったりします。長年誤った指導をされていた場合、時間をかけてその指導の矛盾を指摘し、正しい指導をきっちりと覚えていただかないといけません。

負荷試験もやっています。卵を食べて少し時間が経って嘔吐するという患者さんに卵クッキーを使い負荷試験を行いました。それでも吐いてしまいました。充分時間をかけて観察したつもりなのに、帰る道中にまた吐いて、戻ってきました。嘔吐は、時間が経ってからみられることもあり、注意が必要です。

昼休みを削って対応しており、午後の診療は13時半から始まりますので、午前中の診療が長引けば長引くほど、休み時間がなくなります。そんな日には、夕方仕事が終わった頃にはヘロヘロになってしまいます。

私は、直前にならないと行動しない、悪いクセがあります(汗)。そんな毎日でも、やるべきことがあります。今日が締め切りのことが二つありました。

一つは、日本小児アレルギー学会のエントリーの締め切りが今日の昼まででした。この学会は私が一番こだわっており、今回エントリーすれば15年連続で発表することになります。開業してからも10年連続くらいになるでしょうか?。

よく開業すると守りに入り、学会発表をしなくなる医師が多いようですが、アレルギーは問題意識を持って診療すれば、珍しいケースに遭遇したり、研究は可能です。自分の腕を錆びさせるようなことをしたくないため、参加して一流の先生の話を聞くだけでなく、日頃の研究成果を発表しています。

昨日の帰宅した時点で、ほとんど準備していなかったのですが(汗)、仮眠を取った後、短気集中でガーッと抄録をまとめました。

あと、今日は水曜日。100キロ以上離れた某市に食物アレルギーの講演を依頼されています。参加者の配布資料を用意しなければなりません。これも短気集中でドーッとやり終えました(笑)。

こんな感じで、いつもギリギリですが、とりあえずやるべきことは終えることができました。