6月になりました。
ようやく気合が入り始めました。今月は11日(土)と18日(土)が学会発表があります。
11日の方は新潟市の研究会ですし、午後からなので、午前中はいつも通り診療は行います。18日は日本アレルギー学会がありますので、休診とさせていただきます。
また、7月1日(金)も他県の学童保育の指導員の研修会の講師を依頼されており、申し訳ありませんが休診となります。7月16日(土)も学会発表がありますので、休診とさせてください。
開業医は、普通はこんなに休まないと思います。ですから、かかりつけの患者さん達には申し訳ないと思っています。ただ、それだけ休診が多いから、当てにできないと当院を避ける患者さんが多いかと言えば、そうではないと思っています。かえって、他院で良くならないと、かかりつけでもないのに当院を頼りに受診されるケースが後を絶ちません。
他県の私のアレルギー専門医の友人も、学会でよく顔を合わせますし、休診も多くなっています。でも、地域の患者さんから信頼されているようです。
患者さんの思う開業医のイメージってどんな感じでしょうか?。病院の先生よりも、アットホームな感じで、かかりやすいってことかもしれません。技術的にはどうか?。
勤務医時代は、特に若い頃は上司から学会発表をなかば強制的にするように言われ、何度か診療の合間に苦労して学会発表の準備をする医師が多いかと思います。
40、50代となり開業する直前は、それなりの立場となり、学会活動も一段落し、開業と同時に学会発表からも退く医師が少なくないようです。
勤務医時代は、他科の先生もいるので、ちょっと相談できたりするのですが、開業してしまうと、ひとりぼっちです。誰にもすぐには相談もできません。
開業って、医師として危険になり得ると言えると思います。
人間には自然治癒力が備わっており、診断や治療が間違っていても、治っていったりします。診断や治療に関して、誰も何も言ってくれないため、“自分のやっていることは正しい”と思い込みやすくなります。実際にぜんそくを診断できない小児科医、アトピーを診断できない皮膚科医はかなり多いです。
地元の小さな研究会には参加しますが、大きな学会には休診にしないと参加できないことも多いため、あまり参加しない開業医が多いようです。学会は、自分の知識や技術をレベルアップするためのアイテムなのです。
風邪や胃腸炎は放っておいても治りますが、アレルギーはすぐに治らないため、的確に診断し、適切に治療するしかありません。
それができていない小児科医、皮膚科医が多いようです。アレルギーの学会に参加して、新しい知識を得て欲しいのですが、周囲で参加するドクターはほとんど見かけません。これでは、“誤診”を続けるのも仕方ありません。
逆に、ひとりぼっちだからこそ、学会に参加し、独りっきりでも多くの患者さんに対応できるよう準備しておかなければいけないと思うのですが、そうはなっていないのはおかしいとしか言いようがありません。
当院は、いろんな医療機関から逃げてくる患者さんが多いですが、学会に参加していないドクターほど、“誤診”が多いと感じています。もちろん、本人は気付いていないでしょうが…。
病気になった場合、休診もなくいつも診てくれるのは安心かもしれませんが、その反面危険とも言えなくもありません。その辺も参考になると思っています。


