小児科 すこやかアレルギークリニック

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問題発生
2016年06月10日 更新

明日、新潟市で学会発表があります。

準備を今週になって始めましたが、スライドはだいぶ完成してきました。原因の究明は、以前からこだわっていましたので、ほぼ終わってはいますが、スパイスアレルギーは初めてのもので、紆余曲折がありました。

日本の第一人者の先生2人に何度か質問しつつ、何とか結論にたどり着いた格好です。それにしても、ここまでやる医師がどれだけいるのかと思っています。

大人や子どもであっても、じんましんが広がれば皮膚科を受診することが多いと思います。じんましんにもこだわった医療を行っていますが、当院で診ている患者さんでも、じんましんで皮膚科を受診することもあるくらいです。

だいたい共通しているのは、原因究明がなされていないこと。じんましんを抑える内服薬とぬり薬が出されるくらいで、あっという間に診察が終わってしまうことが多いようです。

小児科と皮膚科を受診すると、大抵は診察がはやい、はやい。外来に患者さんが多いことと、一人当たりの単価が安いので、大勢診ないと利益が上がらないからでしょう。そんな“事情”は患者さんには全く関係のない話です。原因を究明し、患者さんになるべく同じ症状を起こさせないように努力する医師がいかに少ないか…。効率重視の医者のモラルが低いからでしょうね~。

今回の患者さんはアナフィラキシーまで起こしているにもかかわらず、原因検索も行われず、アナフィラキシー対策も行われていないのは大問題だと思っています。肝心のこの皮膚科医は、そこまで感じていないでしょうし、120キロも離れた小児科に通院し、精査を行っているなんて、つゆ知らずでしょう。

問題はこれだけではありません。昨日、発覚したのですが、ある施設に入っている私の患者さんがいました。ぜんそくを持っていますが、以前は重い発作を起こしていましたので、内服薬と吸入ステロイド薬を処方していました。施設の職員が毎月連れてきてくれて、診察を行っていました。

ここ最近は調子がよかったのですが、発作を起こしたそうです。話を聞いてみると、フルタイドという吸入ステロイドは調子が悪い時しか吸っていなかったようです。

これを聞いて、カチンときました。フルタイドは調子がいい悪いにかかわらず、日々吸入を行うことで、荒れた気管支を修復していく薬です。悪い時にのみ使う薬とは異なります。もう何ヶ月も吸っていなかったと言うのです。

この施設には、他にも薬を飲んでいる患者さんはいると思われ、実態調査をし、すべての患者さんがキチンと医師の意図通りに治療がなされているか調べてもらう必要があると考えました。連れてきた職員に責任者に連絡をとりたいと言うと、勘弁してくれと言います。

勘弁するかどうかは、あなたの判断することでしょうか?と言いました。そうすると、明日、電話させますと言いました。電話で済むことと思っているのでしょうか?。

ということで、責任者に来ていただき話し合うことになりました。この職員の対応も相当問題だと思いますが、預かっている子どもにいい加減な投薬をして、ぜんそく発作を起こさせてしまったことは大問題で、明日以降絶対になくしてもらわないといけません。

この問題もクリアしたいと思っています。