当院は、平成19年9月に開院させていただきましたので、まもなく9年を迎えます。
開院して1年が経とうとする8月頃に、開院1周年のイベントをやろうと思い立ち、私が研修させていただいた福岡の専門病院でやっていた一般の方向けの「健康フェア」を参考に「すこやか健康フェア」と名付けました。
これまで多くの日本の第一人者の先生をお招きしてきましたが、こんな地方の一開業医のお願いに、驚くほど快く引き受けて下さいます。一生懸命やっていると、気持ちは伝わるんだなと思っているところです。
今年は10月1日(土)の14時からを計画しています。これまでチラシもできておらず、告知しておりませんでした。今年は、世界でもトップクラスの研究をされておられる、東京の成育医療研究センターアレルギー科の大矢幸弘先生にお願いしています。
最近、この場でも「経皮感作」の話をよくしています。世の中にはアレルギーで困っている患者さんが大勢いらっしゃいます。アレルギー自体の症状でという方もいれば、医者の誤診や過小治療で良くなるものも良くならないという患者さんもいます。
私の力を入れているぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーは、どれも特別な医療機器も特に必要なく、開業医でも対応できる病気です。
食物アレルギーは病院で、入院した状態でないと負荷試験できないなんていう医師もいますが、申し訳ないですがウソというか、言い訳でしょう。何故なら、当院はヘタな専門病院以上のことをやっているつもりです。
ぜんそくは内服や吸入ステロイド薬、アトピー性皮膚炎は保湿剤とステロイド軟膏を処方すれば、超重症でない限り、立派に治療できます。アレルギーは外来で治す病気となっています。
そのアレルギーが、近年ルネッサンスと言われているように、「経皮感作」など様々なことが分かってきました。つまり、アトピー性皮膚炎の皮膚から食べ物が入り食物アレルギー、ダニ、ホコリが入ってぜんそく、アレルギー性鼻炎を発症していくようです。それを治療に利用しない手はないのです。
アトピー性皮膚炎の早期発見、早期治療で、食物アレルギーやぜんそくを発症予防、ないしは軽減できれば、こんなにうれしいことはありません。多くの医師がそういう風に考えてくれればいいのですが、“乳児湿疹”と言い張り、過小診断、過小治療で一向に湿疹がよくならず、「経皮感作」を進行させているように思います。
多くの患者さんがそういった医療を信じており、かえって病気に悪化させている可能性を知らずに通院しています。当院に辿り着いて、「もっと早く来ていれば」と後悔の言葉を口にする患者さんがほとんどです。
そういう患者さんを減らしたいので、最新情報を知っていただきたいと考え、今年は大矢先生をお招きしようと考えました。タイトルもこれまた魅力的な「食物アレルギーの阻止とアトピー性皮膚炎の根治をめざして」という素晴らしいものをいただいています。
いま、いろいろと宣伝というか告知活動を始めたところです。告知活動に協力してくださるボランティアの方がいらっしゃれば、当院までご連絡ください。
この2か月間、一生懸命告知をして、1人でも多くのアレルギーで困っている方を救うことができればと思っています。



