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プロ根性
2016年08月05日 更新

先日、大失態をおかしてしましました。

子ども達と遠出をした帰り道、燃料がかなり少ないことに気付きました。高速道路を走行中だったので、サービスエリアで給油しないといけません。

何度も走っている区間なので、ガソリンスタンドのあるサービスエリアまで結構距離があることが分かりました。

そこまでスピードを出し過ぎず、省エネ走行で辿り着こうと考えました。そのサービスエリアまで30キロ、10キロ、5キロとなったところで、「ギリギリで辿り着けそうだ」と感じました。

ただ、現実は甘くはありませんでした。残りわずか1.4キロのところで、エンジンが止まってしまいました。ちょうど土砂降りの最中だったので、最悪です。

ジャフに電話しました。1時間くらい待つように言われ、途中のインターで降りて、給油すればと後悔しきり…。

ジャフとの電話を切り、後ろを見ると、ジャフの車が止まりました。電話を切って5分もしていません。

何と、たまたま作業を終えて帰る途中のジャフの車が、私の車の連絡を受け、止まってくれたのです。とてもラッキーでした!。

程なく、ディーゼルエンジンだったので、車の給油口から軽油が20リッター注がれました。ガソリンエンジンなら一発でエンジンがかかるそうですが、ディーゼルエンジンだと燃料を送るパイプに空気を吸い込むと、エンジンがかからないことがあるそうです。

私の車の場合、それでした。エンジンを掛けようにもキュルルルル、キュルルルルとセルモーターは回るものの、エンジンはかかりませんでした。

ジャフの方がそこまでやってくれるの?と思ったのですが、ボンネットを開けて、空気を抜く作業までしてくれたのです。近くの整備工場までレッカー移動しておしまいと思っていたので、これには驚きました。

無事にエンジンがかかり、帰ることができました。ジャフさんありがとう、という思いで一杯です。

何が言いたいかと言うと、責任を持って最後までみてくれたのです。つまり、エンジンがかかり、私が帰れるところまで面倒をみて下さいました。「プロ根性をみた」、という感じです。

昨日、4か月咳の長引く中学生の話をしました。中学生のため、4つの内科開業医にかかっていましたが、どこも咳を止められないばかりか、原因を突き止めようともしないのです。自分がいろいろやってダメなら、責任を持って専門医に紹介すればよかったのですが、それすらもなし。

無責任なことをやっても、その医師たちにはかかった医療費が支払われるおかしな仕組みになっています。世の中の医師は、このシステムを悪用して、専門医に紹介せず、自分のところで引っぱり、引っぱり診ている開業医は結構多いのです。こんな無責任はことをやれば、報酬は支払われないようにすればいいと思いませんか?。

患者さんは、医師にぜんぶお任せとなっていますが、こういうシステムを替えるよう、患者さんの意識を高めていきたいと考えています。